反省面のない女

リリア

第1話手紙

反省面のない女はある手紙を読んだ。


こいつは、手にお荷物だ。と。


そう反省面のない女は調子にのった。


気軽にお手紙出そうとした。


「うん。出そうと。なんて書こう?」


こう書いた。


ー通信ー


私はこの人間であり、多数の能力者で有り、苦痛で有り、気軽にのっぺらボーの毎日を過ごしているー疲れたー


後、退屈だ。ここは私だけの意味のない人間社会なのか?


恋もしない、勉強もしない、ここから抜け出すにはどうしたらいいか。教えて欲しいー。辛いんだ。反省面のないこの私は、この人間社会から脱げたしたいー


自立して、お金稼いで辛い人生って何?私のモットーって何?


人間性を磨きなさいって何?辛いよ。苦しいよ。もうやだよ。先生。


手紙は書き終わり、出した。


この想い人間のクズだと思われてる。絶対に。


先生に渡した。


反省面のない女だな。と帰って来た。


また出した。


「なんて書こう?」


ー通信ー


愛してるー。このまま人間として生きたくないよ。でもね、人生に疲れた。

もういいや。先生、宛先変えていいですか?


手紙を他の人に渡した。


鶴岡恵だ。


「なんだ?先生宛じゃないぞ。反省しろ。」

と、言われて手紙が。

手紙が。何通も来た。


臆病ものが。こいつは馬鹿だ。仕方ない。と同じ文章。


もういいや。手紙なんて出さない。


そして手紙は出さなくなったのだった。


手紙ー。こうしてやり取りはなくなった。


最後、確信した。


ー通信ー


あのね、私いなくなるんだ。どうする?え?でも手紙欲しいな。お願い。


と、来たのだった。

いや、手紙送ろう。

反省面のない女は送った。


なんで、こんな事で反省がないのだろう。


そうだ。送ったっていいじゃないか。手紙。うん、いいよ。気軽に。と反省面のない女は思った。


ー通信ー


私は、のっぺらボー。そうのっぺらボー。

どうだ。みたか?うん。見てないよ。

こういう事もあろうかと人間のクズだと思いました。

うん。そう人間のクズ。私のことどう思う?


次の日会えませんか?


こう手紙に書いた。


そして、次の日。


ー通信ー


次の日って何処のどこですか?詳しくは言えないって事はおさらばですよ。

では、私は消えます。でも、そんなの友達じゃないです。だからお別れ。

反省の色も無いですね。本当に今日がお別れです。ゴメンナサイ。


と手紙が送られて来た。


さあてと旅でもするか‼︎


と思った時に手紙を読んだ。


感想。


殴りたい。文才がないんだった。本当にごめんね。

会いたいのに会えなかった。

ゴメンナサイ。

では、ここでお別れ。



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反省面のない女 リリア @ririru

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