アルタ群島(5)「メム・Ⅴ」

~これまでのおはなし~


 異世界に転生したら、すごくかわいい女の子(メム)に「変態」と罵られたけど、家にお呼ばれしたので行ったら、クッソボロ家で、なんか開いてるドアがあるから中を覗いたら、魔法使いの部屋っぽかった。





 さて。

 世の中には二種類のRPGが存在する。

 ロールプレイングゲームと、対戦車グレネードランチャー、という古典的ボケではない。もちろん。

 キャラメイクを行うRPGと、それ以外、である。


 JRPGに代表されるストーリー性の強いRPGは、最初から用意されているプレイアブルキャラクターを動かして遊ぶことが多い。

 一方、物語を楽しむことよりも世界を自由に冒険して回る方に重点が置かれている作品だと、プレイヤーがキャラクターを自作し、それを用いるのが通例だ。


 そしてこの、キャラメイクという奴にはプレイヤーの好みが嫌というほど滲み出る。

 種族。

 性別。

 年齢。

 職業。

 RPGのセーブデータを見れば、持ち主がどんな人間か、たちまち見抜くことができると豪語するプロファイラーもいるとかいないとか。やめてください。


 どんなキャラを作るかで性格が見えるのである。


 独身OLがイケメンキャラを必死に作る、とか、おっさんがケモミミ美少女に並々ならぬ執着を見せる、などの分かり易い話を別にしても、そう。

 選んだ職業からだけでも見えてくるものはある。


 俺の義理の妹を例に挙げよう。

 このゲーム好きの妹は、どんなRPGにおいても一人目のキャラメイクでは大体、戦士か僧侶を選ぶ。

 もっと具体的に言うと、「回復呪文を使えるようにした戦士」か、「近接戦闘能力を高めた僧侶」である。

 物理で殴って、傷ついたら回復。

 そういう戦闘スタイルのキャラクターなわけだ。

 ドラクエの勇者みたいなキャラですね。


 妹は、オンゲ、オフゲ問わず、特に理由がなければ、必ずこのスタイルのキャラからはじめるのだそうである。

 理由を尋ねると、


「ソロプレイでも困らない」

「ある程度のことなら自分一人で何でもできるのがいい」


 と、言っていた。

 なるほど、納得のいく話である。

 能力が不可分無く補い合っているので、攻守のバランスが良く、終始安定して戦える。

 時間さえかければ、ソロでもラスボスまで辿り着ける手堅さを持っているスタイルだ。


 ――敢えて言おう。

 crudカスであると。


 俺は過去、妹のそのスタイルを鼻で笑って、TVのリモコン投擲で反撃されたことがある価値観の持ち主である。

 俺は、RPGの「ゲーム」部分よりも「RPロールプレイ」部分を重視するマン。

 人間とは不完全な生物。

 欠けている方が自然なのだと、俺は考える。

 一人でなんでもできる。

 聞こえはいいが、そんな勇者サマ思考の何が楽しいのか。


 アリストテレスはかつてこう言った。


 ――全体は部分の総和に勝る。


 『ホーリズム』である。

 1足す1足す1足す1を、4ではなく、5や10にできるのがチーム。

 それがRPGのパーティーだ。

 パーティーメンバーは「戦士、盗賊、魔法使い、僧侶」だから魅力的なのであって、「勇者、勇者、勇者、勇者」の四人パーティーでは没個性もいいとこである。確かに前者は戦士Tank僧侶Healer辺りが死んだらそのまま全滅の憂き目に遭う一方、後者は一人が死んでも継戦能力が大きく失われることはないだろうが、だからどうした。

 異なる個性の集合体でありながら、あたかも一つの生命であるかのように、最高に有機的なプレーをするサッカーチームの美しさを、おそらく妹は知らないに違いない。


 キャラなんて、尖ってナンボ。

 一人でできることに限界があったとしても、個性の塊であるべき。

 それが俺の信条だ。


 そんな俺のことを妹はいつも「面倒くさいオタク」扱いする。「ゲームをゲームとして楽しまず、宗教にしているキチガイ」とまで言う。

 実に辛辣。

 そして正鵠。

 だが、なんと言われようとも、俺がキャラメイクで最初に作るのはマジックキャスター……『魔法使い』なのである。

 それも、『純・魔法詠唱者ピュア・マジックキャスター』。

 攻撃魔法の専門家。

 低い体力と貧弱な装備に縛られつつも、それを補って余りある超常の力を従える真理の門徒だ。


 なんだ、と思うかもしれない。

 結局よくあるプレイスタイルの一つじゃん、と感じたかもしれない。

 だが実はこの魔法使いという肩書き、非常にポピュラーなもののようで、キャラメイクで最初に選ぶ職業としては茨の道であったりする。


 なにしろ癖がすごい。


 紙装甲ですぐに死ぬ。

 攻撃回数MPに限りがあって、定期的に休まないと戦えなくなる。

 敵とは遠距離を保たないといけないのに、足は別に早くない。


 こうした虚弱体質キャラの時点でプレイ難易度は高いのだが、最大の問題は別にある。

 各ゲームごとのデザインにおいて、魔法のシステムというのはいちいち異なるものなのである。


 魔法が必中だったり、そうじゃなかったり。

 詠唱に時間がかかったり、かからなかったり。

 ダメージが防御を貫通したり、しなかったり。

 属性ごとの相性があったり、なかったり。

 気をつけないと味方にも攻撃魔法が命中したり、しなかったり。


 そもそもMPが存在しないゲームなんてのもあるし、魔法を使うには消費材としての触媒が必要なゲームってのもあった。

 繰り返すが、癖がすごい。


 『リアルタイム戦闘』と『ターン戦闘』。

 『主観視点』と『俯瞰視点』。

 操作キャラが『一人』か『パーティー』か。

 RPGとひとくくりにしてはみても、ゲームの中身はそれぞれにまるで違う。

 恐らく、魔法のシステムの違いとは、それらの差異が影響しているものなのだろう。

 魔法はその効果の大きさ故に、一歩デザインを間違えると簡単にゲームバランスを壊してしまう。

 ファンタジーの象徴的題材であるのに、バランスブレイカーなのである。

 結果、ゲームごとに異なるデザインをされてしまうというわけだ。


 が、それはあくまで理屈。

 プレイヤー側からすると、近接系の職業がどのゲームでも同じようなプレイ感覚で挑めるのに対し、マジックキャスターは常にそれぞれのゲームに存在する「仕様」と深く付き合っていく必要があるという、面倒な事実だけが残る。


 だから、身の回りの人に聞いてみるといい。

 全てのRPGに存在している超メジャーな職業でありながら、『純・魔法使い』をキャラメイク優先度第一位にしている人は意外なほど少ないと分かるはずだ。


 どんなFPSでもアサルトライフルは大人気。

 新作格ゲーでは、必ず最初にリュウケンタイプを試す人が大半。

 マイノリティは、なるべくしてマイノリティになっているものなのである。


「うおおお……なんじゃこの部屋は……!」


 だが、そうしたつきまとう困難こそが、俺の『魔法使い』への憧れを強固にした。

 恋は障害が多い方が燃える、なんて言うが、主義主張においても、艱難辛苦は問題にならないのである。

 狂信者の誕生である。

 単に意固地になっているだけとも言う。


「匂う……匂うぜ。魔法と神秘とアンタップアップキープの匂いがプンプンとしやがる……!」


 水晶球。

 タリスマン。

 謎の書物。

 硝子瓶に入った極彩色の粉。


 室内は、魔法使いに憧れて十年以上経つマジキチを興奮の坩堝るつぼに叩き込む小道具で溢れていた。


「あばばばばば……」


 未だ裸に近い身。

 嬉ションを漏らさなかった自分を、褒めてあげたい。


「しゅごい……しゅごいよぉ……ぼくアヘっちゃいましゅピースピース」


 頭のおかしい人がいた。

 しかし今なら、京都を訪れた外国人観光客が、売られているチャチな作りのやっすい木刀に「WOW! サムライソード!」と目を輝かせて財布を開く気持ちが分かる。

 これよ。

 これが見たかったのだわよ。


 室内は、換気されていないのか埃っぽかった。

 幸い窓につけられたカーテンは開いたままで、射し込む光の下、部屋の様子を隅々まで見て取ることができる。


 片側の壁一面、天井にまで伸びた書棚。

 そのすぐ脇にある高級机。(さっきの部屋にあったものとは材質からして違うヨ)

 窓の近くには背の低い棚が並び、そこには前述した魔法使いの仕事道具が陳列されている。

 更に、絨毯の上に広げられた黒い布には、金糸の刺繍によって魔方陣のようなものが描かれていた。

 これでハッスルするなという方が無理。

 また勃起しちゃいそう。


「召喚術とか使うタイプの魔術師の部屋か、ここ……?」


 マジックキャスターと一口に言っても、スタイルは幅広い。

 俺が好む純魔法使いから、精霊魔術師、召喚術士、幻術士、死霊術師など、肩書きは様々だ。

 神秘の果てしない奥深さに対し、人の寿命の短さは、その一部に触れることしか許していないのである。


 尚、余談だが、そんな数あるスタイルの中で俺が最も嫌うのは、自分の肉体を強化して戦う、戦士+バフスタイルの魔法戦士である。


 ……いや、別にバフやデバフをバカにしているわけじゃないよ?

 bufferは立派な職だと思います。

 パーティープレイならではの職だし、効果も大きいしね。

 でもさ、フフッ……。

 自分にかけて戦うとなると……ね。

 そもそも、せっかく深淵なる知の門をくぐりながら、やることが肉体の強化なんですか?

 そんな……ふふ……。

 精神の無限性を理解せず、肉体の枷に囚われた卑小な……ふふ……。

 ふふふふ。

 おっと、失敬失敬。

 本当に、バカにはしてないんですよ? ふふふ……。


「むっ? これは……?」


 日光を訪れた外国人観光客が、「WOW! これがミザルイワザルキカザルですカー?」ときょろきょろするレベルであちこち見て回っていた俺の視線が、卓上で止まった。

 羽根ペンとインク壺の隣に、何かある。


「巻物?」


 いわゆるマジックスクロールだろうか?

 若干丸まりの残る紙らしきものが広げられていた。

 ペンと別の羊皮紙の様子から察するに、どうも、文言を書き写していた途中であるよう見受けられる。


 スクロールといえば、古今東西、秘儀の記された重要アイテムと相場が決まっている。

 魔法の呪文が書かれているのだろうか。

 恐る恐る手に取ってみる。


「おお……」


 そこに書かれているのは、日本語ではなかった。やったぜ。

 見たこともない文字列。

 それが、何もしていないのに、青白く仄かに発光している。

 まるで脈打つかのように、文字が明滅しているのである。


 それだけでも驚くべき光景だったが、俺に、湧き出した唾を無理矢理嚥下させたのはそのことではなかった。


「いや、おい……これ……読めるぞ」


 日本語と英語くらいしか読めない筈の俺が、謎の文字を読める。

 理由不明。

 だが分かる。

 最初の文言は、こうだ。


「――ベイ」


 唱えた。


 燃えた。

 文字が。煌々と。

 音と変わった瞬間、それは強い光を伴って輝きはじめていた。


 炎は瞳の水晶体を通り抜け、脳の芯に、響きを伴って焼き付いていく。

 言辞げんじは、冬眠を終えた生き物のように、今、覚醒のみぎわにあった。


 なんだろうか。この感じは。

 すごくドキドキする。


「ベナ」


 魅入られたように、俺は続きを言葉に変える。


「ベラルク」


 俺が読んでいるのか、巻物に俺が読まされているのか、疑う気持ちが一瞬だけ起こって、すぐに消えた。




『――ベイ ベナ ベラルク


 久たる祖 悠たる隠者


 火と土の相克 リトアナンより来たる者


 融円の月と 左腕の約定に従い


 我が血 我が肉 我が魂の威に恭順を示せ


 リッシャール カディアド ラム リータディニヒータ


 ラド ラム リータディニヒーゲル』




「……」


 何も起こらなかった。

 何も。

 紙面上の文字の輝きは失われ、今、ただの黒いインクに姿を変えている。

 埃舞う部屋にいるのは、秘儀に長じた老練なる魔術師ではなく、古びた紙片を握りしめた半裸の無職である。

 だが。


「なんだこの感じ……」


 失望は無かった。

 詠み終えて尚、熱病が全身を覆っているような、気怠い感覚が残っている。

 それが異常に心地良い。

 不思議な体験だった。

 昔、家が薬局を営んでいる岸本君という同級生がいたのだが(今後一切出てこないので名前を覚える必要無し)、彼が「賞味期限昨日切れた奴だけど飲んでみる?」と一本四千円もする最上級の栄養ドリンクをタダで飲ませてくれたことがあって、「どうせ栄養ドリンクなんて効かなうおおおおおおおおお」となった時以来の感覚である。


「なんかすごいぞ。気持ちいいぞ」


 体がフワフワする。

 俺が魔法に憧れているせいで起こっているプラシーボ効果の可能性も無きにしもあらずだが、実際俺がきもてぃーのだから関係ない。

 厨二病めいた文言のダサさすら愛おしい。


「おう。もう一枚あるな」


 先ほど読んだ一枚の下、重なっていた巻物があった。

 手を伸ばしたのは必定と言える。

 ヤバいおクスリに初めて手を出した奴が、ハァハァ言いながら立て続けに二本目に向かうのと大差はない。

 人間やめますか。魔法オタクやめますか。


 意志の手綱を離れた眼球と舌とが、オートマチックに、言葉を洗ってゆく。




『――我は鎚

 打ち据える者


 我はつむじ

 疾く駆ける者


 我はイチイ

 永くこらえる者


 バラクとイシュの名において


 ほしいままに 神血の蘇るを求む デイグ』




 今度のものは、さっきに比べると文字の量が少なかった。

 だが、起こった高揚は同等だった。


「おっほおおおおおおおおお」


 体すごい。

 すごいの。

 子宮があっつくなってるの。

 えっ。男にそんなもの無いだろって?

 あるわよ。ばかにしないでよ。


「なんか、なんかさあ……漲るよね。漲っちゃうよね」


 既にして、輝きを失い塵紙同然と化した巻物を前にして、しかし俺は頬ずりしたい気分である。

 ニンシン。

 妊娠しちゃうわ。

 おなかすごいもの。

 これがオンナの悦びなのね。生まれ変わっちゃう。

 強くてニューハーフ。

 新しい命の息吹を感じるわ。ほら、動いたの分かるでしょう? おなか蹴ってる。元気。

 想 像 妊 娠。


「はぁぁ……」


 熱っぽく漏らした吐息は、クッソ気持ち悪いものであったという。


「何も起きなかった」


 鳥肌が止まらない。


「何も起きなかった、けど……でも、今しがた、この世界の魔法の一端に、触れた気が、する」


 錯覚でもいいや、と思う。

 恋患こいわずらいって、そういうものじゃない?

 きっとレベル1でMP8でスキル無しだから何も起きなかったんだろうけど、そんなの関係ないよ。


「ただ、あれだな。なんで日本語と英語しか読めない俺が、こんな文字を読めたのかは謎だな」


 緩やかに高揚が引いていくのを感じつつ、そんなことを呟く。

 実に不可解。

 考えられる理由は幾つかあった。

 魔法の文書だけに、対象者の理解できる言語で直接読むことができる、とか。


 だが、そもそもメムと日本語で会話できていたこと自体がおかしな話である。


 日本から程近い、海を挟んだ隣国ですら日本語は通じない。

 ましてやここは異なる世界。

 それなのに、言葉も文字も何故か通じる。

 そこから導き出される理由。

 ここは、もしかして。


「『デザイナーズワールド』なんじゃ…………って、うわああっ!」


 思考中断。

 驚愕のあまり、漫画みたいに飛び上がっていた。


「なんか燃えてる!」


 いや。なんかではなく、スクロール。

 今し方読み終えたばかりの紙片が、音もなく突如炎上していた。


「ちょ、ちょっ! 何故に!? おいおい。待て待て」


 通常の炎ではなかった。

 何しろ青黒い。そして熱くない。

 燃える端から消えて、灰も残っていない。周りのものに燃え移ったりもしていない。

 だから火事の心配は無いわけだが、いやいやそういう問題じゃないだろう。


「やばいやばいやばい、消す物消す物」


 このまま行くと数秒後には消滅しそうである。

 勝手に人様の巻物を無くしたらアカンのじゃないでしょうか。まずいのではないでしょうか。言ってる間に半分燃えた。


 これあれか? たまにRPGに出てくる、消費系のスクロールだったのか?

 魔法が封じてあって、読むだけで中の魔法が効果を発揮する奴よ。魔法が使えない戦士キャラに持たせたりするアイテム。

 でもなんも起こらんかったやんけ。読んだけど、何の魔法も出えへんかった。

 ひどいやんけ。

 燃えるのやめーや。止まれー。


「ちょっとぉーどっかに消せるものないのぉー!? ジャッジー!」


 慌てふためきつつ、室内を捜索する。

 右往左往し、机の引き出しを開け、ニプレスを引き剥がしたい欲求が再燃し、壺を覗き込み、つづらめいた箱の蓋を取り払い、髪をかきむしり、あわわと下顎を片手で押さえ、部屋の隅に転がったサンタが背負ってそうな大きな布袋を開いて、人骨を発見する。


「ぬおああっ!」


 頭蓋脊椎肩甲肋骨上腕骨盤大腿中足。


 生々しいドクロのインパクトが、俺の意識をまたしても完全に持っていく。

 見たところ一人分ではなかった。

 頭蓋骨だけでも三つある。


「な、なんで人の骨が袋の中に……!?」


 説明するまでもない。

 部屋の主の持ち物だということだ。

 多分メムではない。

 恐らくは、「せんせ」と呼ばれる、この家の主。


「……」


 脳裏をよぎったのは、さっきの部屋の中で見たものである。


 血に薄汚れた肉切り包丁。

 壺の底に転がった、一欠片の骨。


『……メムのこと、こわくないの?』


 見ず知らずの裸の男などという怪しい存在と、躊躇いもなく手を繋ぐ少女。

 人気ひとけの無い場所にひっそりと建つ、廃屋めいた家。


 捕食。

 被食。

 カマキリ。

 蜘蛛。

 ウツボカズラ。


 カニバリズム。


 ――ギィィィィィィ……。


 俺の背後で、部屋の入り口が大きく開かれる音がした。

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