“他人への疑念について”

　特に、恋愛の際

　相手の反応を気にして

　自分の態度を模索する

　１から１０への跳ね上がり

　１０から１への急降下

　その繰り返しの中で、お互いがパートナーとして

　共同体として、運命を共にする

“他人からの疑念について”

　特に、仕事の際

　自分がしている行いが必ずしも伝わるものではないこと

　自分が行っていることを目で確かめていないのに、言われること

　他人への相談や、ただの冗談が、重たく受け取られがちなこと

　失言は拾われ、金言は耳を通り抜ける

　他人からの継ぎ足しは、あなたという壁を塗りたくる

　だから、つまみを回せばという、チャンネル切り替えはなく

　お互いを確かめ合うという作業の技法

　密なコミュニケーション能力

　　だけど、本当にそんなもの必要かい？

八方美人に成るか　四方八方美人に

　事勿れ主義に成るか　その場しのぎの

　　自分を殺してゆく作業について

-お互いの価値を認め合う関係について-

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