魔法少女 めけめけ様
今日はとってもいい天気。
家の中でくさくさとした雰囲気で読んでても面白くないので、河原を散歩してベンチに座って読んでいますが、
遮る雲もなく真っ直ぐに通る光は、あまりの強さに景色をわずかに白ませていました。
繭ごしに見るような景色はわずかにリアルが曖昧になり、日常が少しだけ境界が揺れていました。
いつも見ている景色のはずなのですが、泣きそうになるくらいに美しい。
こんな日は、外に出よう。
やることは変わらないんですけどね!
魔法少女 めけめけ様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882329514
可愛らしいタイトルからは打って変わって、ホラー系の物語です。
人の願いを叶えたり、無念な思いを還したり、心にまつわる出来事をその手で決着をつける、魔法少女。
というかこれは魔法なのだろうか?
怪異とか事件とか、そういった物の裏側を言及していくタイプだと思います。
一章目は短編連作なので一応はどれから読んでもいいですし、恐ろしく美しく、目的を遂行するために真っ直ぐで冷たい温度を保つ彼女には、刃を首元に突きつけられているような魅力を感じます。
おもしろいなーと思ったのですが、おもしろいなー以上の感動が待っているわけではなかったところが、惜しいのかもしれません。
ホラーという形式上、物語の終わりにダラダラと語りがあったりよりは、余韻を残すために意味深な終わりを選択しているのだと思います。
ただ、終わり方が綺麗という美点が、不気味さを弱めている感じは、あるのかもしれません。
でもこれだけはいえます。
おもしろいとは感じました。
あっと二作!あっと、二作!
思わずまっくのうちしたくなりますが、いよいよですね。
まあ後二作といっても。
文字数だけならおそらくまだ60万字くらいあるのですがねははは(渇いた笑い)。
そして皆様、そろそろ忘れている頃だと思いますが、
読ませて頂いた全作品の感想が終わって、企画終了ではないのですよ?
読ませて頂いた全作品から、独断と偏見で賞を発表して、改めて蛇足の紹介文を作成するという、遠藤流自慰行為が待っているのですよ?
不幸にも私に選ばれた作者の皆様。
私の下卑た笑いとともにぶちまけられる欲望の糧になることを震えて待っていてください。
……今日中に結果発表までいけるといいなあ。
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