クリミナル・マギア〜魔法犯罪行動分析官〜 なはこ様
感想文は勢いのままに書けばいいので楽なのですが、いざ三人称で書いてると
びっくりするほど文が冗長でした。
作者のめんどくさい性格が現れています。
いかんいかん。もっとシンプルに生きよう。
三人称への苦手意識が払拭できない。遠藤です。
クリミナル・マギア〜魔法犯罪行動分析官〜 なはこ様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883221284
魔法×プロファイリングを駆使する刑事ドラマとか、もうこれだけで目の付け所に脱帽です。なるほど参考になります。
刑事物やドラマを今となっては見ない私にとって、作る側としての素養はないのですが、読む側としては気楽に読めますね。
プロファイリングって言葉をそもそも知らなかったのですが、犯行の性質や状況などから目処をつけて犯人をある程度絞り出す感じなのですね。本当に勉強になります。
もう最近ストーリー部分については、私がとやかくいう必要なんてないんだろうなと、改めて思います。
皆様、絶対一定以上にお上手なんだもの。
プロファイリングや聞き込み、銃撃戦や騙し合いなど、刑事ドラマものとしての楽しみは粗方表現されています。
魔法成分としては、犯行のためにも魔法が用いられ、推理しながら読む人にとっては、考慮するべき事項が増える分、ある意味では難解さが増すでしょう。
刑事ドラマ物に魔法というエッセンスが加わると、新たな相乗効果が発揮されていると、感じました。
これもバディ物と言えるでしょうね。
女性恐怖症の主人公と、真っ直ぐで美人な新人のヒロイン。そのツーマンセルは見ていて爽快です。
エンターテイメントらしく、なかなか急接近したりして、読んでいるうちにどんどん二人を応援してしまいたくなるでしょう。
出来事や困難を通じて、信頼を獲得し、存在を認め合うことは、どの物語においても、いいものです。
どんでん返し的な展開もあり、非の打ち所がないと言うには、惜しいです。
主人公とヒロイン、けっこうデレてからの接近スピードが早かった気がします。
関係性の進展が早まるだけの少々大きな展開があったころは間違いないのですが、女性恐怖症を掲げる割には、思ったより、その克服もあっさり。
もうちょっともったいぶって欲しかった。そのやきもきした分の、気持ちの昂りが欲しかったなと思わずにはいられませんでした。
それも、順序立てて物語を作られているであろう、作者様の几帳面さによるシナリオだったとは思いますが、ね。
斬新な発想は、どうしても初めは理解を得ることは難しいと思います。
けれども、その新要素こそが、次世代を担う奔流のうねりなのかも、しれません。
ところで、読み飛ばしてしまった可能性もあるのですが、
主人公はどうして女性恐怖症なんでしたっけ?
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