カラハネ 柳屋文芸堂様
もうファスナーネタは使わない(いらない宣言)。
夜も遅いですし、明日も仕事です(レッツ13連勤中)。
サクッといきます!
カラハネ 柳屋文芸堂様
https://kakuyomu.jp/works/1177354054884115692
タイトルを見ても一発で何かが思いつくわけではなく、読み進めるうちに意味がわかる系のタイトルが、大好物です。
一体どんな物語だろうとワクワクしてましたら
マッチョ同士のBLでした(油断大敵)。
前読ませて頂いたGLの次はBLかい!
やられた!←何がだよ。
なんの躊躇いもなく(かどうかはわかりませんが)送り込まれた刺客に、作者様からの挑戦のように感じます。
恐れおののくと思いましたか?
甘いですよ。最近BLの世界観も広がった私にとって、読めないものはないのです。
読んだラーイ。
はい。
いい話じゃないですか(賞賛)。
ボディビルダー同士の暑苦しい恋愛かと思いきや、マッチョな体で覆い尽くした、実に繊細な心の物語です。
人は誰しも殻をもっていて、仮面をかぶってます。
権力という殻。
人格という仮面。
肉体という殻。
地位という仮面。
自分を守るために、様々なもので覆い隠します。
ヒゲを生やす男性心理は、威嚇で、強そうに見えるから優位に立とうとするための表現だとも言います。
裏を返せば、臆病な部分があります。
人はいつでも、安心を脅かされて、ずっと続く永遠なんてないものだから、
不毛に不毛を重ねて、失くしてしまうことまで勘定にいれてしまいます。
なんだか強そうに見える人でも、プライベートだと意外な趣味があったり、女性関係でだらしなかったり、すごいMっ気を発揮したりとうあるものですが、
臆病さを、不安定さを、空虚さを、少しでも解消しようとするのです。
ああなんて弱い。
その弱さが、身勝手さが、脆さが、
人間の、とても人間らしいところだと感じます。
同性同士という劇物級のスパイスはさておき、筋肉と心をマッチさせたドラマです。
新しい扉、開きましょう。
ここまで書いておいてあれですが、
筋トレしなきゃ(不摂生のむくい)。
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