第27話 特養探し

あらためて、要介護老人を抱えることの厳しさを痛感しました。

介護施設も、需要が増える一方ですので、新規施設も増えております。

でも実際は、2までは自宅介護で、入所は3以上とか決められているし、かと言って、おかんのように介護度が高く、自宅でなどどうしようもないものは、施設も、手間がかかり、効率が悪いとか、何か事故的なものが起きるとやっかいですので、なるべく受け入れをしないようにするというのも事実だろうと感じざるを得ませんでした。

そうした中、生きている内に入所は絶望的ながら、たてまえとして、入所の申し込みをすべく、施設を探すことにしました。

ネットの介護施設のサイトで、なるべく近いところと、現状の待ち人数の情報も載っているため、もしかしての奇跡の期待も込め、比較的待ち人数の少な目なところをさがしてみました。

意外と数は多く、老健より多いのではと思うほどでした。

やはり、名前をある程度認識のある所は、待ち人数も多く、200人待ちというところもあります。

最終的に、待ち人数が50人というところの2箇所に的を絞り、申し込みすることにし、見学、申し込みには妻にも同伴してもらう為、妻の仕事の都合も考慮して、妻に、施設のアポを取ってもらいました。

週末の金曜日と土曜日の別々の日となりましたが、一応金曜日別件で有休を取得しており、土曜日は休日となっている為、仕事の影響は最小限ですみました。

そしていよいよ、特養との約束の日となり、初めて特養の見学となったのでした。


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