第19話 二者択一
早いもので、入院していつの間にか2カ月が過ぎていました。
おかんも決してどこも悪いとこが無いわけでは無いのですが、本人的には、元気な為、とにかく病院は退屈で、相変わらず顔を見ると、「家へ連れて帰れ」と言います。
調子が悪ければ、もうちょっと入院をともおもうのですが、施設の方が多少、する事もあり、やはりそっちの方がいいだろうと改めて、早く見つけようと思いました
現実的に候補としては、先般教えて頂いた2箇所のどちらかだろうと思い、調べるなかで、家から近い方は、施設は新しく立派なのですが、すべて個室と言うのがわかりました。
当然個室は相部屋より単価が高くなります。
1日当たりの部屋代となるのて、ざっくり計算しても、ぜんぶで月10万前後の費用がかかりそうです。
さすがに10万は厳しく、これが解った時点で選択はもう一つの施設のみとなり、少し遠いが、そこしか仕方有りません。
とは言え、そこも必ず入所出来るとは限らないのですが、病院を訪れ、ケアーマネージャーさんにその旨伝えると、「その施設なら空きがあると思う、アポとりましょか」と言うので、お願いしました。
もう夕方になっていたのですが、今からでも見学の対応してくれるというので、早速伺う事にしました。
担当の方は当然、対応も良く、施設的には、古いのですか、認知症対応と言うことで、夜間の徘徊者に対応した構造など説明を受け、おかんの状況説明も説明して、入所は可能だと思うということで手続きをしました。
当然本人と面会した後、決定するのは同じなので、とにかく最終的に決定するまではぬか喜びしないように、とにかく決定の連絡を待つ日々がしばらく続くのでしたが、なにか妙に緊張感が続き本当に疲れたのでした。
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