1日目
殺したくないのに(委員長のターン)
私はかおる。クラスの委員長をしている
今日変な所に連れてこられて『ウィンクキラー』というデスゲームが始められた。
私の番号は4番
金庫を開けると『キラー』の文字とジョーカーが書いてあった。
ルールはよく知っている最近流行っているゲームだから私も参加したことがあるからだ。
「誰も殺したくなんかないのに」
キラーになったからには人を殺さなくては生きていけないからしょうがない。
朝5時ぐらいに早く起きるともうみんなが大広間に集まっていて話していた。内容はもちろんキラーは誰かだった。
「あんたキラーなんでしょ!」
「そんなわけないじゃない!そーゆってるあんたはどうなの?」
「まあまあ落ち着いてお二人さん。そんなに気になるなら指名をすればいいじゃないか」
「死にたくないからしないわよ!」
男子がなだめるが無駄だったみたいだ。上っ面だけは私も委員長を演じなくてはいけないと思うと心がいたかった。
「指名はしない方がいいよ。確実にキラーが分かるまではみんな無実裁判でもそうでしょ?」
私はいった。
「委員長が言うなら・・・」
「しょうがないわね」
和解したみたいだ。
しばらくするとみんなも起きてきた。
「みんな集まったみたいね。一応聞くけどキラーだよって人はいる?」
「・・・・・・・・・・」
「いないみたいね。そうだよね死にたくないもんね」
「この中に3人キラーがいるはずだ!出てこいよ」
「・・・・・・」
「やめろ長井」
ゆうがいった。
「この話はやめましょう。ゆうさんありがとう。」
朝御飯を食べるために食堂に行ったが食べない人もいた。幸いなことに食堂にはたくさんの食料、非常食などもあった。
朝食を食べ終わるとみんなが再び集まった。
「それでは自由行動にしましょう!」
「なんでだよ!委員長危ないだろ」
ゆうがいったが続けた
「私は一緒にいたくない人もいると思います。キラーかも知れない人とはいたくないですよね?もっとも安全なのはここだと思いますが一応自由行動とゆうことにしましょう。いいですか?」
「さんせー」
「委員長頭いい~」
賛成の声が多く上がった。
「では私はこの家の捜索をしてみたいと思いますがだれか来ますか?」
「俺行きます」
「私も」
クラスの中西と大宮がてをあげた。
「ありがとうございます。この3人でいってきますね」
多くの人は大広間にいたが中には行動するものもいた。
3人で家の中を見ていくと中西が
「委員長はキラー知ってるか?」
突然の質問に驚いた。
すると、大宮が
「キラーは私なんです。中西くんは共犯者です。キラーの二人のうち一人は委員長ですよね?」
二人はカードを見せてきた。
「そうよ。よく分かったわね」
カードを見せた。
「私のお母さん心理カウンセラーでなぜか私も当たるんですよ」
「それはもう予言者といっても過言ではないわね。中西さんもそうやって当てたの?」
「それは・・・」
大宮はもじもじしていた。
「俺達は付き合っていて・・・それでカードを見せ合うことにしたんです。そしたらこんな感じで」
「二人とも運がいいわね」
「もう一人はまだ分かっていないんですけど」
「それだけでもたいした収穫だろ?委員長」
「そうね」
「これは秘密な!」
家の探索をしていると面白い部屋をたくさん見つけた。
「これは役職ごとの部屋みたいね」
「キラーは1部屋、治療者も1部屋、共犯者はないみたいだな、あっ!キラーのしたに共犯者も書いてあるあとは部屋がないみたいだ」
「これは知らせるの?」
大宮が聞いてきたので
「一応知らせることにしましょう。言わなかったらキラーじゃないかと疑われそうだし」
私達は大広間に戻ることにした。
「委員長なんかあった?」
ゆうに聞かれたので
「あったわよ。役職ごとの部屋が奥に」
突然尿意がこみ上げてきた。
「おトイレにいってもいいかしら?」
「全然構わないぜ」
「私もついてくよ」
大宮さんがいった。
トイレにいくと大宮さんが
「委員長、だれ殺すか決めたんだ」
といってきてそのことを思い出した。のは言わないでおくことにした
「取り合えずあまり目立たない人にしない?」
「分かった。神保くんにしない?あの人転校生なのに一言も喋らないじゃん。もちろん私がやるからいいでしょ?」
そうすることにした。
大広間に戻り大宮はみごとウィンクすることに成功した様子だった。肝心の神保さんは少し驚きの表情だったがすぐにうつむいた。治療者に復活させられても心配はなさそうだった。
「11時になったのでそろそろ各自の部屋に戻りましょう」
それぞれが戻った。
~メンバー~
クラスの人数28人
集められた数23人
死亡者1人
キラー3人
治療者2人
テルテル1人
共犯者1人
無役職15人(16人)
ウィンクされた人2人
残り生存人数22人
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