辺境都市の育成者
七野りく
人物紹介その①【ハルと教え子達】
4章終了時点での「辺境」のキャラ一覧その①となります。改定は当分ないと思います。あしからず。
※以後、ネタバレ(本編に出てない情報も)あります。見る時は注意して下さい。
※教え子の順番は、ハルの弟子になった順番です。
※魔法属性は、炎水土風雷光闇。他特殊属性多数あり。ex.『鋼』『氷』等。
※スキルはメインのものだけ。勿論、他のスキルも多数あり+切り札持ちです。
※スキルⅩ~Ⅰ 第1階位になるには、少なくともどれかのスキルⅦは必須。
※普通の中堅冒険者(8階位)で、何か一つスキルⅤがあるかないかです。
※スキルが一段階違う時点で、相当に不利となります。
※最後の一文はハルからの一言となります。
【ハルと教え子】
ハル:『辺境都市の育成者』
黒髪と笑顔が印象的な、一見人族の青年。小さな眼鏡をかけている。実年齢は不明。教え子達に基本甘い。
大陸史にちらほらと顔を出す。戦闘の際は、支援魔法で全体大幅強化。
装備:
『至高の杖レーベ』:大陸最高の杖。意識を持つ生きた杖。天使。
『勇者の遺刀月虹』:七色に輝く、かつて勇者が使ったという愛刀。
『???』:グレンが発言した、ハルの『剣』?
『魔神の欠片』:二片所持。
『女神の涙』:ローマンにより磨かれた宝玉。禍々しい紅色をしている。
『女神の遺灰』:アザミと『剣聖』から回収した、二瓶分。
魔法他戦闘スキル不明。料理Ⅹ お菓子作成Ⅹ 他鍛冶等も高水準。
独自魔法『時詠』。一瞬先の未来を予測する。使うことは稀。
先天スキル『未可の眼』一度だけ、その人の現スキル及び未来の可能性を覗き込む事が出来る……と、されているが?
『神剣』
未登場。人族の男性。前『天騎士』。最古参組。茫洋としているが、やる事は豪快な人物で、今までに何度も大陸の地形を変えている。
昔、挑戦してきた現『天騎士』グレンを一蹴したらしい。
ハル曰く『勇者』に近い。なお、かつて『龍神』とガチで戦闘したことあり。
『世界最強』談義、前衛部分で名が出る。ただし、最早伝説扱い。
「うん。そろそろ落ち着こうか。次、何かしたら……本気で怒るからね?」
ラヴィーナ:『星落』
銀髪に近い薄い蒼色の髪。その先端を白いリボンで結んでいる。魔女。女性。最古参組。前『天魔士』。狂信者枠。ハルの言いつけを破ってでも、彼の為なら大戦も辞さず。けれど、それで嫌われたら……という面倒な子。
曰く「『大崩壊』以前、幾つもの小国をたった一人で、一夜の内に滅ぼした」
曰く「『龍神』と世界樹を守護せし龍騎士の一隊を、笑いながら全滅させた」
曰く「初代帝国『勇者』と仲間達を蹂躙した後、圧殺した最後の魔女の一人」
大陸中に悪名(御伽噺に出て来る)を轟かせる、絶対的な魔法士。かつて、魔神についた小国を一夜で陥落させたことあり。『世界最強』談義後衛部門に名が出る。
装備品
『沙羅双樹』。大陸最強の魔刀の一角。
『天魔士のローブ』ハルお手製のローブ。上級魔法及びその打撃力に相当する物理攻撃完全無効+状態異常完全無効+魔法制御大幅向上。
『ハルのリボン』:髪を結んでいる純白のリボン。自動治癒・魔力回復大
短刀Ⅹ 六属性Ⅹ 光属性Ⅸ 時空魔法Ⅹ 重力魔法Ⅹ
先天スキル『魔女の血』:大半の魔法を発動する際、構築する必要なく即発動。
独自魔法:『星落』『流星雨』等
「大丈夫だよ。僕が君を見捨てるなんてことはあり得ないから。だけど、やり過ぎは駄目だよ」
エルミア『千射』
白髪で一見子供に見えるハーフエルフの女性。最古参組。ハルの娘同然。ハル大好きっ子。彼の傍にいる為に冒険者を辞めた。
大陸全土を網羅している大旅行記『千射夜話』の作者。初代特階位。今は、引退して、怠け者な辺境都市の冒険者ギルド職員(ただし怠けがち)。
レベッカ曰く『特階位になって挑むも一蹴された。私やタチアナより強い』
かつて、射手にも関わらず単独での真龍討伐を複数回達成している。第1階位。
装備品
『遠かりし星月』:ハルお手製の魔銃。一見、長銃に見える。ハルの支援があれば、地平線を超えての超超遠距離狙撃も可能。なお、必中な模様。
『メイド服』:ハルお手製。地味に、生半可な伝説の防具よりも防御力高し。
銃Ⅹ 弓Ⅹ 短剣Ⅸ 格闘Ⅸ 水魔法Ⅷ 風魔法Ⅸ 光Ⅸ
独自スキル:『千射』。攻防一体。グレンですら突破は困難らしい。
「最近、少し過保護なんじゃないかな。僕だってそれなりに強いんだけど……」
『拳聖』
未登場。男性。最古参組。脳筋。
ハルの教え子達の中でも、短期決戦においては最大火力を持つ。かつて、『腕試し』と称して、世界最強の一角『飛虎将』に何の脈絡もなく挑み、七日七晩戦い続けるも決着つかずで終わったことあり。結果、極東では地形の変更があった。
「君はそのままでいいよ。ただ、次に誰かへ挑む時は事前に報告するように。今度は色々と君に直させるよ?」
ナティア『本喰い』
頭に小さな二本の角を持つ混血魔族の眼鏡っ子な少女。最古参組。本大好き。読まないと死ぬ。普段は、学術都市でも変人奇人の巣窟である『ネジ緩み街』で本に埋もれている。
ハナとは何だかんだ仲良し。また、ハルからはその知識量から頼りにされている(それを相当誇りに思っている)。
装備品
『異界からの使者』。普段は古書。戦闘時になると、巨大化し飛翔。ナティアの移動手段となる。また、詳細不明ながら相手を本の世界に閉じ込める。
スキル詳細不明。ただし、都市攻撃・対集団戦闘向け。
「何時も面倒な事を聞いてごめんよ。頼りにしてるからこれからもよろしく」
『宝玉』
故人。シキ家の礎を作った女性。その名の通り、宝石加工に才を発揮した。亡くなって既に十数年が経っている模様。
生前は、快活で花のように笑う女性だった。
「……少し逝くのが早すぎたね」
ルナ『天魔士』『深淵に立ちし者』『煉獄の魔女』
茶色の髪を一束にして結っているドワーフの少女。ハナの双子の姉。ハルにとっては娘同然。常識人枠寄りなれど、ハル絶対主義者。お澄ましさんだが、基本は甘えたがり。
普段は帝国の西の要、西都にいるらしい。『天騎士』グレンと並んで、ハルが重要な案件を帝国や古い知人に持ち込む際は、使者になることが多い。
なお、『魔女』と冠されているが、種族としての魔女ではない。ハナと昔みたいに仲良くしたい。『世界最強』談義後衛部門に名が出る。
装備品
『ルナのローブ』:ハルお手製。しかも、彼女の名前をわざわざ冠している大陸最高の後衛装備。七龍の鱗が縫い込まており、破格の対物理・魔法防御力を誇る。ルナ個人の干渉結界を合わせると、特級魔法ですら消失する可能性あり。
『ハルのリボン』:髪を結っている茶色のリボン。状態異常完全無効+自動治癒・魔力回復大+魔法威力向上大
※杖は滅多に使わない(ハルに初めて貰った物を大事に使っている)。なお、ハナの杖を見て内心もやもやしており、ハルにこっそりおねだりした模様。
六属性Ⅹ 闇属性Ⅷ 時空魔法Ⅹ 杖Ⅷ
独自魔法:『煉獄』。ハナの『灰塵』と並ぶ、炎属性超級魔法。防御は基本的に不能。発動したが最後、対象物全てを燃やし尽くすまで発動し続ける。『灰塵』に比べ、使い勝手悪し。
「最近は大人びてきたね。流石はお姉さんだ。あと、ハナは別に君を嫌っていないよ。大丈夫、大丈夫。何かあったらすぐ相談しにおいで」
ハナ『灰塵の魔女』『薔薇の庭園団長』
茶色の髪を二束にして結っているドワーフの少女。ルナの双子の妹。ハルにとっては娘同然。ハル絶対主義者。基本的には甘えたがり。ハルに水の宝珠をプレゼントし、レーベを生み出す切っ掛けを作った。
普段は帝国西方にある迷宮都市で、クラン『薔薇の庭園』を率いて、大迷宮へ挑んでいる。少し前までは王都にて『盟約の桜花』を副長としてサクラを支えていたが袂を分かち、自分でクランを立ち上げた。と、言ってもサクラと仲が悪いわけではなく、今でも頻繁に手紙のやり取りをする仲である(サクラはハナが大好きである)。
ルナと同じくハルに拾われた過去を持っている為、彼を思慕する想いは極めて強い。なお、ルナを嫌っているふしが見受けられるが、強い絆は繋がっている。特階位。迷宮都市最強にして、大陸第七位の魔法士。
装備品
『七月七星』:ハルの杖になる予定だった杖。大陸でも最高峰に位置する後衛用の杖。魔法制御大幅向上+与ダメ一部魔力回復。ハナは大事に扱い過ぎているので、全力を引き出した事はない。何れはレーベと同じになる可能性(つまり意思を持つ)があり、まだ『卵』の状態である。
『ハナのケープ』:ハナの名前を冠した翡翠色をした美しいローブ。魔法障壁大。
『ハルのリボン』:髪を結っている茶色のリボン。状態異常完全無効+自動治癒・魔力回復大+魔法制御向上大
炎属性Ⅹ 水属性Ⅸ 土属性Ⅸ 風属性Ⅸ 雷属性Ⅸ 光属性Ⅷ 闇属性Ⅷ 杖Ⅷ
独自魔法:『灰塵』。『煉獄』と並ぶ超級魔法。ハルと一緒に練り上げた為、完成度は高く、使い勝手がいい。
『滅葬』:炎属性特級魔法。上位互換に『神葬』がある。使い勝手がいい戦術級魔法。
「杖を気に入ってくれるてるのは嬉しい。けど、僕は君の事が方が大事だよ。あと、ルナをあんまり虐めないように。世界でたった一人のお姉さんなんだから」
グレン『天騎士』
灰色に近い髪をした人族の男性。極限まで鍛え上げられた肉体。三十代半ば。公式の場では黒のスーツ姿。常識人枠。
根っからの武人気質と傭兵団団長としての冷静な視線を併せ持つ。大陸最強の傭兵団団長。にも関わらず自己を卑下する癖があり、ハルからは注意されている。自らを客観視する視線と、強い謙遜が彼の中には内在している。
曰く『一振りで地を切り、海を割き、空を裂いた』
曰く『極東において神すら屠った』
曰く『当代の勇者・剣聖を同時に相手し、かつ子供扱いした』
大陸最強の前衛。巷の酒場で話される『世界最強』の称号談義に必ず出て来る人物。ハルをも近接戦闘では凌駕している可能性あり。なお、妻子あり。恐妻家。
装備
詳細不明。ただし、愛剣は三代目(一代目は『神剣』に折られ、二代目は堕神に折られた)。
剣Ⅹ 槍Ⅹ 斧Ⅹ 格闘Ⅸ 弓Ⅷ 他前衛向けスキル全てⅨ
※肉体強化系の魔法は使えるものの、各属性魔法は使用出来ない。
「まったく、それ以上強くなってどうするんだい? ああ、それと奥さんとお子さんは大事にするように。何? お子さんを甘やかすなって? 自分より懐くからって? それは無理な相談だね」
メル『閃華』『盟約の桜花副長』
透き通るような白い肌と煌いている金髪が印象的なハーフエルフ(人とハイエルフ)の美少女。100年以上は生きている。狂信者枠。
20年前、とある戦場でハルに拾われた過去を持つ。彼の為ならば、命令違反も辞さず。度々それで注意をされるも、それすら快楽……こほん、何時も反省してます。組織運営においては、凄まじい才を持つ。帝都組の指揮官でありクランの金庫番でもある。ハル以外の事に関しては、時に冷徹に物事を運ぶ。エルミアに憧れていて、ハナを敬愛している。なお、罠・毒マニア。珍しい毒が競売に出て来ると買い占めに走る。特階位。帝国の聖騎士・聖魔士の1/3位はトマと二人で潰せる。
装備
『アテナ』『パラス』:ハルから下賜された双短剣。魔法制御+構築速度向上特大。元々は女神教に祭られていた神話級の物。
『白龍の軽鎧』:ハルお手製。自動魔法障壁+自動治癒・魔力回復中。
『ハルのリボン』:髪を結っている橙色のリボン。状態異常完全無効+自動治癒・魔力回復大+魔法制御向上大。なお、彼女とレベッカだけ髪の色と異なるが、本人にそれを言うと、『特別扱い!』と完全回復するので注意。
短剣Ⅸ 弓Ⅷ 鋼属性Ⅹ 水属性Ⅵ
※ハルの教え子の中では一番不器用。後衛で、二属性のみは彼女だけ。
独自魔法:『閃華』。防御基本無効+与ダメ魔力回復。
『鋼魔法』:基本的には、毒や呪いを仕込む為、相手の継戦能力に対する打撃が大きい。
「何時もご苦労様。だけど、そろそろ僕の方ばかりを見るのは止めよう。そうすれば、もっと大きく成長出来るよ。僕はそう信じている」
リル『氷獄』
銀髪幼女なハイエルフ。髪は肩まで。常識人枠……だった。地味にメルよりも年上。
本来、ハイエルフは世界樹を守護しており、俗世に関わることは稀。リルはその中でも変わっている子で、世界が見たくて旅をしている最中に色々(奴隷にされかけたりとか)紆余曲折あり、ハルの教え子になった。メルの暴走に頭を痛めつつも、何だかんだそれに参加している。
メルと並んで組織運営能力が高く、彼女がいない時は副長及び帝都組代行となる。ハルに撫でられるのが好き。特階位。大陸第九位の魔法士。
装備
詳細不明。
※銀色の『ハルのリボン』はもらっている。状態異常完全無効+自動治癒・魔力回復大+氷属性攻撃力向上特大
氷属性Ⅹ 水属性Ⅸ 風属性Ⅸ 光属性Ⅸ 闇属性Ⅸ 弓Ⅷ
独自魔法『氷獄』:氷属性超級魔法。普段は都市攻撃用。
『氷』属性魔法:前提として、水属性+風属性+光属性+闇属性が一定水準にあり、かつ本人にその才がないと発現しない。小規模はともかく、大規模なそれに至った魔法士は大陸でも極めて少ない。
「ちゃんと頑張っているみたいでね。今度、遊びにおいで。大好きなプリンを作ってあげよう」
サクラ『風舞士』『盟約の桜花団長』
長い黒髪の人族のツンデレ女性剣士。安定の狂信者枠。年齢は20代前半(見た目は十代前半にしか見えない+既に若返り薬を大量ストックしている)。
数多いハルの教え子の中でも『天才』と称される。幼い時ハルに挑み、こてんぱんにされ教え子になった。それ以来、異性は彼しか見えていないが、普段は憎まれ口を叩く。中々、彼に会えそうで会えない不憫な子。今日も今日とて短刀を研ぐ。
実力は半端ではなく生まれたてとはいえ『魔神の欠片』によって生み出された特級悪魔をあっさりと討伐。半面、ハルの言いつけは全て守ろうとする傾向が強く『星落』に対しては、全力を出せなかった。特階位。世界最強論議には出てこないが次点には出て来る。
装備
大太刀『鴻鵠』:ハルからもらった愛刀。秋津洲皇国においては、『天下十剣』の一振りに数えられる。攻撃力向上特大+自動治癒特大+反応速度向上特大
※『ハルのリボン』は桜色。ただし、汚れるので(以下略)。
※鎧は嫌いなので戦闘時でも服である。
刀Ⅸ 短刀Ⅸ 剣Ⅸ 短剣Ⅸ 格闘Ⅸ 風属性Ⅸ 水属性Ⅸ 闇属性Ⅹ
「いいかい? 僕は絶対じゃないんだ。君には君の道がある。……こう言うと君にまた嫌われてしまうかもしれないけど。でも、君は僕の大事な教え子だよ」
アザミ『東の魔女』『緑夢』
長い黒髪をした、翠色の着物を着、高下駄を履いている美少女。魔女。狂信者枠。年齢は16歳。ただし、ラヴィーナやメルとは方向性が異なり、どちらかと言うとサクラに近い。その為、彼女との仲は極めて悪く、何度か本気戦闘を行っている。
ハルに対しては『御主人様』。大陸でも、最早滅びつつある魔女の一人であり、幼ないながらも既にハルの手から離れている事からも分かるようにその実力は凄まじい。極東の秋津洲皇国が故郷。
ハルの『命』(ハル本人は注意喚起程度の認識)により、黒外套と『八幡』を利用して『女神の遺灰』を強奪した。勿論、ハルには詳細はぼかしている。『万鬼夜行』と黒外套を追い極東から東国へ。皇国内では『万鬼夜行』と並んで恐れられている怪物。なお、ハルの前だけ御淑やか。次期『天魔士』候補筆頭。
装備
『夜行道程』:翠色をした片手に載る程度の宝玉。『万鬼夜行』から強奪した極東最高の演算宝珠。単純に、自分がもう一人いるのと同様の効果を発揮する。
※ハルから幾つか装備品をもらっているものの、一度も使わず永久保存している。それを眺めてお茶を飲むのが日課。
スキル詳細不明。ただし、植物を操る。都市攻撃・軍攻撃向け。
「『遺灰』受け取ったよ。ありがとう。そちらは大丈夫かい? 何かあったらすぐに言うこと。くれぐれも無理無茶をしないように。いいかい? くれぐれも無理無茶をしないようにね」
ロス
『盟約の桜花』幹部。苦労が顔に滲み出ている栗色の髪をした人族の青年。20代前半。常識人枠。王都組。周囲に狂信者が多いので苦労が絶えない(しかもほぼ全員、自分より強い)。
戦闘においては、指揮官役。魔法干渉による無力化、他者の魔法制御等、支援系の後衛魔法士。ハルの事は尊敬しているが、狂信してはいない。ほんとうに純粋な好青年。彼単独でもかなり強いものの、龍や悪魔の単独討伐などには縁がない為、特階位にはなっていない。第1階位。
装備
『世界樹の長杖』:ハルから貰った長杖。魔法制御向上大。
基本属性Ⅷ 格闘Ⅵ
「疲れていないかい? 今度、みんなで極東の温泉にでも……何? サクラとアザミが心配? 大丈夫。アザミはあれで良い子だよ」
ファン『烈槍』
『盟約の桜花』幹部。快活な性格をしている人族の青年、ロスと同年代。常識人枠。ハルの教え子としては同期。クラン内ではサクラと並ぶ前衛。王都組。ただし、サクラの奇行に巻き込まれ、苦労している。
部下からは非常に頼りにされており、問題が発生した場合は、ロスかファンが駆け込み寺となる。ただし、書類作業は苦手。特階位。
装備
『蒼龍牙槍』:単独討伐を果たした蒼龍の牙をハルが加工したもの。反応速度向上大+魔法障壁無効化+自動治癒
※戦闘時は軽鎧を装備する。筋金入りの前衛アタッカー。案外と器用。
剣Ⅷ 槍Ⅸ 斧Ⅷ 格闘Ⅷ 水属性Ⅷ 風属性Ⅸ 氷属性Ⅷ 光属性Ⅷ 闇属性Ⅷ
※属性スキル自体は高いものの、魔法は苦手。あくまでも、前衛スキル用(魔法槍のように纏わせるような)。
独自スキル:『烈槍』。風と氷を纏わせた全力貫通攻撃。
「今度、紹介したい子がいるんだ。少し見てやってくれるかい? ああ、それと夜遊びは程々にしておきなよ。その子に手を出したら、ハナに焼かれるから気を付けるように」
トマ『守護者』
『盟約の桜花』幹部。長身な人族の青年。ロスと同年代。常識人枠。ハルの教え子としては同期。参加した戦闘において、クラン内で死者を出さない事で知られる前衛『盾』役。ただし、戦闘そのものは大剣を使う荒っぽいもので、メル曰く『狂戦士』。治癒魔法に優れた才を幼くして示し、後衛にさせられそうになっていたところを、ハルに見出されて前衛になった。なお、彼女持ち。
装備
『無銘の大剣』:とにかく頑丈に! という要求のみで鉱山都市で作成された大剣。剣身は黒く、恐ろしく頑丈。半面、切れ味はそうでもない。
『魔法銀の鎧』:その名の通り、魔法銀の鎧。自己治癒中+魔法障壁中。
※ハルからの特殊な装備品は固辞。『まだその技量にあらず』
剣Ⅷ 盾Ⅷ 格闘Ⅷ 水属性(治癒系のみ)Ⅹ
※とにかく、治癒魔法だけはでたらめ。彼が健在な限り、即死でない限り、部位欠損だろうが何だろうが。何とかしてしまう程。
「そろそろ、剣と鎧を渡してもいいかい? ふふ、楽しみにしおいておくれ。中々、凄いからね」
サシャ
『盟約の桜花』幹部。独特な喋り方を演じる少女。10代後半。色々な種族の血が混じっており、本人もよくは知らない。髪の色も色々と入り混じっている。素の彼女は極めて真面目で実直な女の子。教え子内常識人枠筆頭。ハルの下を巣立ち、クランに入った頃は、周囲の濃すぎる姉兄弟子達に圧倒されていた。色々思い悩んだ挙句、今のキャラに。戦闘においては、基本的に回復及び支援を担う。魔法干渉による、敵対魔法の無効化が得意であり、そのスタイルはハルの現役時に酷似しているらしい。第1階位。
装備
『大賢者のローブ』:かつて、『大賢者』が纏っていたと伝わるローブ。大陸最高峰装備の一角。上級魔法及びそれと同程度の物理攻撃完全無効+魔法制御向上大
『ハルのリボン』:虹彩のリボン。状態異常完全無効+自動治癒・魔力回復大+魔法制御向上特大
※杖は持たないスタイル。というより近接戦闘苦手。
全属性Ⅷ 格闘Ⅴ
「苦手な近接戦闘はちゃんと対策をしているかな? 悩み過ぎたら言うんだよ。考えすぎるのは君の悪い癖なんだから」
レベッカ『雷姫』
白金の長髪が印象的な人族の美少女。10代後半。レーベのママ。某貴族の息女だったものの、政略結婚に反発。家を飛び出し、冒険者になった。基本的には真面目だが、苦労をしたので人付き合いには積極的ではない。ただし、最近ハルの教え子達やレーベと接しているので、穏やかになってきた。ツンデレ枠だった……筈。今はデレしかない。黒龍殺しを成し遂げ、特階位に。次の目標はエルミアを倒し、後釜に座ること。が……差はまだまだ大きい。実力的には、世界最強の影を踏める地点にはいる。
装備
『黒龍の剣』:ハルお手製。攻撃力向上大+雷属性威力向上大+自動治癒大
『魔法銀の剣』:ハルからもらった魔法剣。技量に耐えきれなくなりつつある。
『ハルのリボン』:淡い紫色のリボン。状態異常完全無効+自動治癒・魔力回復大+雷属性攻撃力向上特大
※戦闘時は軽鎧。なお、ハルがこっそり新しいのを作成中。
剣Ⅸ 格闘Ⅷ 炎属性Ⅶ 水属性Ⅵ 雷属性Ⅹ 風属性Ⅵ
特異魔法:『雷轟』。雷属性超級魔法。大規模目標向け。
※雷魔法を用いての身体能力向上が切り札。
「ほら、言ったじゃないか。君は強くなるって。おかえり。また会えて嬉しいよ」
タバサ『子ネズミ一号』
本名はタバサ・シキ。十大財閥『宝玉』のシキ家の三代目。淡い茶色の髪をして、背が低く、幼く見える少女。14歳。お菓子美味しい枠。生粋の御嬢様だが、好奇心旺盛にして行動力あり。かつての『宝玉』を彷彿とさせるらしい。
ハルのお菓子に餌付けされており、少しずつ体重が……。戦闘能力は皆無。けれど、古参の教え子からは、ハルから相当甘やかされているように見えるらしい。なお、彫金系のスキルの可能性を秘めている。レーベとはとっても仲良し。
装備
『招集の鈴』:何処にいてもハルに音色が届く魔法の鈴。
『ハルのリボン』:淡い茶色。状態異常完全無効+自動治癒・魔力回復大+自動障壁
先天スキル:『深淵を覗きし者の眼』。解析スキルを超える、何かが見えたりする恐ろしく希少なスキル。タバサは、『女神の涙』を見た時に、女神とはとても言えない者――『死につつある魔神』の姿を見た。
「これから色々と視たくないモノも視るだろう。けど、逃げないで。大丈夫、僕もいるし、エルミアもニーナもいるからね」
ニーナ『子ネズミ二号』
タバサに仕える専属メイドなお嬢さん。17才。ローマンに幼い頃拾われ、養育された過去を持つ。一般的な観点からみれば、相当に強いものの、ハル及び教え子組からすると、まだまだ。
極めて常識人な為、色々あってお菓子大好き枠及び、お菓子作るの楽しい枠に。ただし、エルミアから訓練は受けており、かなり強くなっている。
なお、タバサ・ニーナとも、エルミアとかなり仲が良い。また、エルミア本人も二人を可愛がっている。
装備
『有翼獅子の短剣』:ハルお手製。反応速度向上中+自動治癒小
『メイド服』:ハルお手製。基本的にはエルミアのそれと同じ。一部分だけかなり異なる。なお、それを見たエルミアはそっと泣き、おもむろにハルへ『千射』を撃ったらしい。
短剣Ⅵ 格闘Ⅵ 水属性Ⅴ 風属性Ⅵ 料理Ⅶ 菓子作成Ⅷ
「さて、今日は何を作ろうか? そろそろ、売り物の水準になってきたね」
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