同上
まあいいか、と諦める自分がいる
なんとも不甲斐なく惨めだろうか
そうやって気にしていない体を装い
いつも無理やり諦めて後悔している
なんとも厭らしく無体でだろうか
欲しいものならいくらでも挙げられるが
何一つ欲しくないので行動すら起こさない
口は鳥のように囀るだけで
心は癇癪を起した子供の様で
身体はハリネズミのよう
なんとも情けない結末に
いつも、ああ、これでいいや、そのうち収まるだろうと言い訳をしていた
いまもしている
これを見ているお前もそうであろう
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