ダンピール・ヴァルキリー・ティーフリング・マーメイド

・ダンピール Dhampir

 人間とヴァンパイアの混血とされる種族。親であるヴァンパイアの様に美しく、色白の容姿を持つとされる。死者と生者の間に生まれたために、生者でありながら死者の力や、不浄な力に対して強い抵抗を持つとされる事が多く、反面癒しの力や聖なる力に弱いとされる。

 ヴァンパイアと人間、ヴァンパイアの立ち位置によるが、多くの場合敵対者であり、狩るものと駆られるもの関係であるため、望まれる形で生まれる事は少なく、多くの場合悲惨な人生を送るとされる事が多い。また、生者でありながらヴァンパイアの日光に弱い(それでも死ぬことは無いとされる事が多い)、生血を欲する衝動(衝動を持つだけで飲まなければ生きられないとされる事はあまりない)を持つとされることがあり、人間社会で生きにくいことから、親であるヴァンパイアに怒りの矛先を向けるとされる事が多く、ヴァンパイア狩りをする者が多いとされる。また、ヴァンパイアやそのほかアンデッドを見抜く力があるとされる事もある。

 寿命は不死身のヴァンパイアの力を引き継いでいるため非常に長いとされる事がある。



・ヴァルキリー Valkyrie

 アアシマール、ディーヴァなどの名前で呼ばれる、神聖で穢れない魂を持つとされる種族。

 出生は様々で、ごくまれにそういう魂を持って生まれる。天使の血を引くものである。などがある。総じて美しい容姿を持ち、物によっては女性しか存在しないとされる。

 天使、もしくは神聖な者の力を少しばかり引き継いでいるとされることがあり、闇を照らす力や、人を勇気づける力を生まれながら持っているとされる事がある。

 能力的に神官や僧侶、神官戦士への適性が高いとされる事が多い。



・ティーフリング Tiefling

 ナイトメアなどの名前で呼ばれる、不浄で穢れた魂を持つとされる種族。

 出生は様々で、まれに魂が穢れた状態で生まれたもの。悪魔の血を引くものである。などがある。総じて容姿に、角や尻尾、場合によっては翼など悪魔の様な部位を持つとされる事が多い。特に、悪魔の血を引くとされる場合は、性格的に悪魔に近い性格となるとされるか、そうなりやすいと見られる傾向があるとされる。

 悪魔、もしくは穢れた力を少しばかり持つとされ、炎や魔術を操る力を生まれながら持つとされる事がある。

 能力的に魔術師や魔法剣士への適性が高いとされる事が多い。



・マーメイド Mermaid

 マーマン、マーフォークとも呼ばれる人魚の種族。下半身が魚で上半身が人の姿の姿で描かれる事が多い。美しい容姿とされる事が多いが、作品によっては上半身も半漁人の様な姿とされる事もあるが稀である。

 下半身が逆なであるため地上での生活は困難で、作品によってはエラ呼吸のみで地上では呼吸できないとされる事がある。作品によっては、下半身の人と同じ形に変えるなどの、地上に適用するための独自の魔法を持つとされる事がある。

 種族名がマーメイドの場合、女性をマーメイド、男性をマーマンと呼び分ける事が多く、その場合マーメイドは魔術師や神官としての適性が高く、マーマンは戦士としての適性が高いと、適性がわけられることがある。

 童話の人魚姫に倣い、自分たちの王国を海底に持ち、人との交流は少ないとされる事が多く、その場合は人間とは敵対的ではないが、友好的ではないとされる事が多い。

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