獣人・リザードマン・エクスマキナ・ドラゴニュート

・獣人

 人間に犬や猫などの耳やしっぽ、体毛などを持つ種族。作品ごとにシアンスロープ、ナカティル、キャットフォーク、ヴァーナなど様々な種族名が付けられており、決まった名前は無い。姿に関してもただ動物の耳としっぽを持つ者から、ほとんど動物が二足歩行し衣服を纏っている姿と作品ごとにまちまちで、比較的女性は耳としっぽ程度と動物特徴が少なく、男性はそのものに至るまでの動物特徴が多く描かれている事が多い。

 身体能力が動物の様に高いとされる事が多く、視覚や嗅覚など元の動物同様に高いとされる事が多い。反面知能が少し低かったり、人の様な文化的な生活ではなく、遊牧や狩猟生活をしている種族とされることが多くある。

 人狼、ライカンスロープなどのモンスターと一緒にされる事もあるが、それとは別の種族として人間と友好的とされる事が多い。

 出生は作品ごとに様々で、特に設定されていなかったり、神々が人間と同様にもしくは人とは別の神が造り出した人間だとか、人が魔法や高度な技術によって作り出した人間であるなどとされる事が多い。

 最近では、奴隷などの差別の対象の種族として描かれる事もある。



・リザードマン Lizard Man

 リザードフォークとも呼ばれる、二足歩行の蜥蜴の様な種族。高い筋力と固い鱗による、種族的に屈強な戦士とされることが多い種族。反面知能が低いとされる事が多くある。

 鱗を持つ種として巨大な蛇や蜥蜴などを使役している事があり、それらを乗騎として使用していたりする。また、同様に鱗を持つことから竜を信奉する種族とされる事もある。

 特別な出生がされる事が少なく、人間と比較的友好であったり、逆に人間と敵対的な亜人種とされるなど、作品ごとに人間との関係性には大きな差がある。



・エクスマキナ Ex Machina

 ルーフォーク、ウォーフォージドなど作品ごとに様々な名前が付けられる種族。この種族は意志を持つゴーレムないし機械の種族。外見は完全に無機物の機会であったり、一部生体部品を使い首や、耳、一部関節などに機械的な部分を覗かせる以外人と同じように見えるなど様々。基本的に無機物であるため固く頑丈で力が強いとされる。知能も人間と同等とされるが、機械の体であるため一部魔法との親和性が低い、MPなどの面で欠陥があるなどで少し魔法使いとしての適性が悪い面を持つことがある。

 出生は旧文明が生み出した人のための機械、戦争の為に作り出された兵隊などがあり、基本的に人の言う事に逆らうことが出来ないなどの制限を持つこともある。

 意志を持つ存在は人間として扱うべきなのか? どこからが人間で、どこからがそうでないのか? など彼らの人権を題材とした話が描かれる事もある。



・ドラゴニュート Dragonewt

 ドラゴンボーン、ドラゴネット、リルドラケンなど名前でも呼ばれる種族。竜を祖とする種族で、身体的特徴として角や翼、尻尾に鱗など特徴を持つことが多い。外見は獣人同様さまざまで、角が生えている程度から、二足歩行するドラゴンの様なものまで存在する。竜を祖先とする為高い身体の能力を持つとされる事が多く、同時に高い魔法適正を持つことも多い。稀に限定的に完全な竜になる能力を持つとされる事もある。

 竜とは別の種族とせず、そのままドラゴンの一種とされることもある。

 竜との関係性が強いという特徴的な種族であるため、数が少なく珍しい種族とされる場合が多くあり。その場合、他の異種族よりはるかに高い力を持つとされる事も多くある。

 その強い力故に、異種族からねたまれ滅ぼされたとされる事も稀にある

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