ミミック・ダイアウルフ・ジャイアントスパイダー・スケルトン

・ミミック Mimic

種別:異形または魔法生物

 無機物に擬態するモンスター。ほとんどが、擬態するものの形そのままで、大きな口と長い舌を持つ姿で描かれる事が多く、口以外の目や手足などはあったり、なかったりする。多くはダンジョン内の宝箱に擬態しているとされる事が多く、不用意に近づき開けると襲い掛かってくる。宝箱以外にも扉や木箱、机、棺などにも擬態するとされる事もある。

 伝承や神話に基づくモンスターではないが、多くのファンタジー作品に存在するモンスターである。古くはダンジョンズ&ドラゴンズから登場し、D&Dにおいては擬態能力以外にも表面に粘着性の強い体液を持ち、それに触れたもの、触れた武器などを拘束するという厄介な能力も持ち、小さな隙間などを通ることが出来、そこからダンジョン内に入り込みものに擬態するとされる。

 見分けるのは非常に困難とされることが多く、最終的な対処法は疑ったのなら物が程度の攻撃を加えて識別をするといい。

 出自は昔行われた無機物を生物に変える魔法によって生み出された、などとされる事が多くそのため魔法生物とされる事も多い。非常に頭のいいモンスターである。



・ダイヤ・ウルフ Dire Wolf

種別:動物

 巨大な狼。体が大きいだけでそれ以外は狼と大差ないとされる事が多い。もとは一万年以上前に実在した狼の一種との事。

 身体が大きく人を乗せられるだけの大きさを持つため、乗騎とされる事もある。



・ジャイアント・スパイダー Giant Spider

種別:蟲または魔獣

 その名の通り巨大な蜘蛛。持っている能力は蜘蛛と大差ないが、粘着性のある糸による糸による移動阻害、束縛に壁や天井を這うなどの高い移動能力、些細な振動を感知し隠れている相手を見つけ出す感覚、牙に毒を持つとされる事が多く、嵌れば相手が何も出来ないまま仕留める事が出来る程である。

 身体が大きいため人などを騎乗することが出来るため、亜人種などの乗騎とされる事がある。

 糸で巣を作り獲物がかかるのを待つ蜘蛛、巣を作らず自ら狩に出る蜘蛛どちらのタイプ蜘蛛も巨大蜘蛛として出てくる事がある。



・スケルトン Skeleton

種別:アンデッド

 アンデッドモンスターとしてオーソドックスなものの一つ。肉が無く骨だけ動く死体のモンスター。体が骨だけで構成されるため、刃のついた武器による攻撃への高い耐性を持つとされる事が多く、身体が身軽なため素早いとされる。

 変わった能力を持っている事は少なく、剣や弓などの人間が扱うような武器を使用して襲い掛かってくる。

 出生は穢れた土地で死亡したものがスケルトンとして蘇る。または、魔術師などが忠実な下部として死体を利用して作り出すなどとされ、多くの場合知能を持たず、下された命令をこなすか、近くの生物を殺すだけとされる事が多い。

 時折、何かに対する執念から意志を持ったスケルトンが生まれるとされる事があり、その場合は知性と共に生前の記憶、技能を持つとされ。通常のスケルトンより強いとされる事もある。

 また、スケルトンの中には通常のスケルトンより強いとされる個体も存在するとされる事もある。

 死体であれば何でもスケルトンに成りえるとされる事が多く、人間のスケルトン、巨人のスケルトン、ドラゴンのスケルトンなどが存在することもある。ドラゴンのスケルトンに関しては、スケリタル・ドラゴンなど通常のスケルトンとは大きく異なるアンデッドモンスターとされる事も多い。

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