第7話 魔王と勇者の関係……。(2)
まあ、儂自身もこれぐらいの覚悟を決めてしまえば、勇者とは刺し違えても良いと覚悟を決めた──!
となれば?
儂は自身の夫である殿に逢いたい。
そして今生の別れと、殿に対して妻らしい振る舞いをして、尽くしてやる事ができなかった事への謝罪を述べたいのだ。
う~ん、儂は、そう思うと?
あああ~。今直ぐ~。わらわは殿に逢いたいよ~。
それこそ? 異世界に迄行ってでも、わらわは、自身の愛した一人の男(ひと)~。我が殿と逢い~。今生の別れと謝罪をしたい~。
『今迄、愛おしいあなたを放置して、ごめんなさい~。わらわ自身も、愛するあなたをこの国にお迎えしようと~。何度も試みたの~。う~ん、でもね~? わらわがあなたの住む世界から帰宅後に、この国に沢山の災いが降り注いだ為に。わらわは、あなたを迎えに行くことができなかったのよ~。あなた~。本当に~。本当だから~。できれば~、あなた~? わらわのことを許して欲しい~。お願いだから~』と。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます