9話目 異世界 2日目
「それはとんだ災難でしたね。この町のスライムは他の町のスライムよりも強いんですよ」
「災難でしたねじゃないですよ!初心者の強さには合わないですよ!」
「私ここの場所を初心者向けの町なんていっていませんよ?」
「えっ!」
「え?」
受付のお姉さんから驚きの声を聞いたのは初めてだかわええ。
「じゃなくて!それ本当ですか?」
「本当ですよ。ここは魔界の一番近くの町ですよ?スライムだけじゃなくてゴブリンもダークエルフもドラゴンだって他の町より強いです。それを知っていて来たのではないんですか?」
「違います‼てっきりここが始まりの町的な感じだと・・・」
「主人私もそんなことはいってないぞ」
「同じく聞いていない」
「お前らきずいてんだったらいえよぉぉぉぉぉ」
撤収した。
今の俺は使い魔とリンに一発げんこつを食らわせて正座をさせている。
「主人痛いぞ」
「当たり前だ女の姿をしてるからといって本気で殴ったからな」
「マモリ私はなにもしてないよ?」
「お前はどうせ知ってたか分かってただろ」
「知ってた強いってナロに聞いた」
「じゃあリンは黙ろうか?もしまだ言うなら・・・」
びくっとリンの肩が震えた。
「分かったならよろしいよしナロこい」
スッキリして戻ってくるとまだリンがびくびくした表情で正座をしていた。
「もういいぞ?リン」
「はひっ」
「この姿だとただのロリにしかみえない子供にいじめられているイケメンおにいさんだがそろそろ戻る気はないか?」
「大丈夫大丈夫・・・・・」
まあびびりなイケメンはほっとこう。一応中身はおばさんとはいえ女だからな
「本題に戻るぞナロ」
「はい主人」
少しぼこぼこにし過ぎたかも知れないがまあナロが悪い。この身体けっこう強いかもな
ナロが地図を広げるとこの世界の地図とおぼしき物が出てきた。
「ナロ説明」
「まず主人達がいるのがここアクールの町で魔界がここの黒いとこから。ここまではわかるな?」
「ちかっ!まあいいや続けてくれ」
「この世界は分かりやすいみたいに魔界から遠いほど集まっている冒険者の強さも弱い。今マモリとリンはどのくらいか?」
「私は2だよなんも倒していないし」
「俺は15なんかやったか?」
「主人のはテストの時のだと思うぞ」
「あれそんなに強かったのか?」
「もちろん初心者向けダンジョンといったが奥だけは上級者ようのフロアボスを連れてきたからな」
「何やってんだよお前らはまあ倒したからいいけど死んでたらうらんでたわw」
「すまぬな主人あれはテストだったから伝えられなくて」
「そうゆう気持ちがあるならせめて起きてろよ」
「あのー」
「「ん?」」
「私知らなかった・・・」
「リンはテスト受けてなかったのか。てっきり受けてるもんだと」
「リンは主人が合格したときに一番相性がいいものを選んだから」
俺には女友達がいなかったから幼馴染みとして関わりがあったリンになったのか。まあ口には出さないけど
「マモリぼっちだったから・・・」
「お前それは分かってても言わないだろ普通な」
「主人今はその話は重要じゃない」
「ごめんなてかお前のせいだけどな」
「私達のランクだと始まりの町でもいいかもそこにする?」
プルルルプルルル電話がなった
「すまない私だ」
「ナロかよ」
「先程の電話で我らの上のものから連絡があった。いくところはダーツで決めてほしいそうだ」
「あのかの有名な⚫⚫⚫の旅かよ」
「まあそうゆうわけだからはいジャーン」
オールマップー
効果音が出てきそうだった。
「主人よろしく」
「リン恨むなよ?」
「マモリの方がランクが高いから守ってね」
「ドングリの背比べだけどないいぜ!イケメンくん!」
ドスッダーツが刺さった。
「主人・・・・・・・・・・・・・・・クルセルトの村・・・・・・」
「なんでそんなに重々しくいうんだよ」
「だってこれオールマップだぞ?魔界があっても・・・」
「でどこなんだクルセルトってここナロが指を指した所はめっちゃはじっこの人間界とは真逆の場所だった」
「まあ最大の敵を倒すには味方からというし」
「そんなんねーよ!どうするんだよ」
「マモリ!こうとなったら準備しよっ!ナロクルセルトまではどのくらいかかるの?」
「うーんと1週間?」
「じゃあマモリ明日またギルドで集合ねおやすみ!」
こうして俺達は異世界にきて3日目で魔界に行くことになった。
「なんでだよぉぉぉぉぉぉぉ!!!!」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます