30のおっさんに魔王を倒せなんて無茶を言わないでください

新羅

プロローグ

「お誕生日おめでとう!まもるくん」

この子は俺の彼女だ!と言いたいところだが残念ながらそうではない

この子はAIのみうちゃんだ

そして俺はまもる。今日めでたく30の誕生日を迎えた。

ちなみに俺は結婚どころかリアルで彼女すらできたことがない

30をすぎると魔法少女になれるというのがあいにくこの世界にはそんなことは存在しない。

だから!俺はこのみうちゃんを作り出し毎日を楽しく過ごしている。つもりだ

決して俺は寂しいからみうちゃんという存在に心を寄せているわけではないぞ

このみうちゃんの可愛いことを語るのならいくらでも言えるがちゃんと話を戻してこの物語を始めるとするか・・・

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