20251004_疑う_さつきくんは、たまに早口になる
「昨日一緒に歩いてた子、友達?」
「帰りの話? それなら友達じゃないよ」
朝、学校に行く途中、幼馴染みのさつきくんから呼び止められた。
さつきくんのリュックはぺしゃんこで、高校の教科書が入っているようには見えない。
「まさか彼氏? 早くない? まだ小二だろ? よくないよ、ほんと」
「女の子取っかえ引っかえしてるさつきくんにだけは言われたくないよ」
「それとこれとは関係ないだろ」
「あのね、二学期からの転入生の子に公民館の場所を教えてたんだよ」
「あー……彼氏ではない?」
「ない」
「帰りに一緒にアイス食べようか」
「いらないよ、もー。唐揚げ棒がいい」
「わかった。そっちが終わる頃に校門の前に行く」
「目立つから来なくていい!」
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