第7話 今度は開かないっ!

部屋について、少しゆっくりする。

先程、ショッピングモールで買った本を少し読む。


そいて、落ち着いたところで大浴場へ。


大浴場は2階にあり、ホテルの説明にも、

大浴場には、浴衣とスリッパで行って良いと説明されている。


実際、何名かが浴衣とスリッパで大浴場に来ていた。


そして、ゆっくりと風呂につかって、体を休め

その後、体を拭いて、出て行こうとしたら、部屋のカードがない。

誰も使用していないと思われるすぐ下のロッカーにカードがあったので、

これだな、と思って持っていく。


そして、部屋の前へ。


しかし、何度カードをかざしても、赤いランプが付くだけで

部屋の鍵は一向に開かない。


最終的にはあきらめて、フロントへ。

フロントでは「違う部屋の鍵のようです」と、すぐに取り替えてくれた。


しかし鍵が違うことの手続きよりも、

風呂に行ったままの浴衣とスリッパで1階フロントをふらつく場違いな感じは、とても恥ずかしかった。

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