第9話:メインプレイ:ミドル7-2

昭人:「また、約束……。

 みんな。みんな言うんだ、“約束”だって。そう言われるたび、胸が騒ぐんだ。なんでだろう」

揚羽(GM):「皆、それだけ大切なんですよ。昭人さんのことが。

 今の昭人さんとは、はじめましてになるんですかね……青葉揚羽です」

昭人:「……うん、そう記憶してるよ」

揚羽(GM):「ま、そりゃそうですよね。レネゲイド絡みの繋がりでしたから、ウチらは。

 ……最初、ここに運ばれてきた昭人さんを見た時は、厄介事の種くらいにしか思ってませんでした。

 けど、昭人さんはUGNイリーガル――ウチらの仲間になって、一緒にいろんな事件を解決して。

 ウチが教師役になって、テスト勉強会なんかもしたんですよ? 出来の悪い生徒ばかりで大変でした」

昭人:「それは……お手数をおかけしました」

揚羽(GM):「いいんです、楽しかったですから。

 ほんとに……なんで、こんなことになっちゃったんですかね。昭人さん、何も悪いことしてないのに。

 もう失くすのは嫌なんですよ……ウチは、一人じゃ大したことは出来ません。それでも……“約束”です、昭人さん」

昭人:「……」

揚羽(GM):「必ず、昭人さんの記憶を取り戻しますから。ウチはウチなりに、精一杯、頑張りますから。

 だからこのまま、はじめましてでサヨナラだけは勘弁です。

 マスターエージェントにだって勝てたウチらです。きっとまた、最後には勝って皆で帰れます。ウチはそう信じてます。

 だから。昭人さんもウチらを信じて下さい。お願いです」

昭人:NPCアシスト開放判定、いいかな?

GM:おう、二人分、どんと来い。

昭人:(コロコロ)達成値20と……(コロコロ)達成値28! どっちも成功だ。

GM:素晴らしい。アシストを開示しよう。


●NPCアシスト:熊田クマ

・エフェクト《スティルネス》   タイミング:オート

 対象の侵食率を-7する。シナリオ1回。


●NPCアシスト:青葉揚羽(2)

・エフェクト《妖精の手》の強化

 揚羽の「妖精の手」の使用回数を+1回する。


昭人:……ここでロイスを取るよ。UGN組に◯P:意志/N:不安で。

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