第8話:メインプレイ:オープニング1

GM:では最初のオープニング。シーンプレイヤーは昭人だ。登場をよろしく。

昭人:シーンイン! (コロコロ)7点上昇、47%! ホットですねぇ。

GM:さて。マスターエージェントとの激突から半月ほど経過し、現在は7月中旬。夏だ。

 制服も夏服に変わり、君たちは夏の日差しの下、暑さに顔をしかめながら日常を謳歌(桜華だけに)――とはいかなかった。


昭人:審議拒否。

GM:(´・ω・`)


GM:現在、ブルーフロントは異常気象に見舞われている……というのも、ブルーフロント一帯を濃霧が覆い尽くしているのだ。

 日差しは分厚い霧の壁に遮られ、季節を感じさせないひんやりとした空気が漂う、そんな人工島。

 昭人、君はクマと一緒に、街の見回り中だ。

クマ(GM):「それにしても、妙な天気クマね~。クマ、くまっちゃうクマよ~」

昭人:「……そうだね。もう夏なのに、妙に涼しいし」

クマ(GM):「これじゃ夏毛に生え変われないクマ……」 しょぼん

昭人:「生え変わるんだ、それ……」

GM:実際クマの言葉通り、ブルーフロントでは明らかな異常気象と言える状況ですね。

 霧は深く、一寸先も見通しづらいような中。君たちは通行人とすれ違う……のだが。

一般人(GM):「ゔぁ……ゔぁあぁ……」

GM:あからさまに、その人の様子がおかしい。なんというか、ゾンビっぽい呻き声を上げてよろよろと歩いている。


ローザ:ゾンビじゃないですかー! やだー! 怖いー!

昭人:唐突にバイオ○ザード始まった。


昭人:「……え? 何、アレ……」

クマ(GM):「様子がおかしいクマね……あの、そこのナイスガイ? 大丈夫クマ?」

GM:と、クマが話しかけた次の瞬間。

一般人(GM):「ゔぁあああああぁぁぁぁぁ!」

クマ(GM):「クマっ!?」

昭人:「――ッ!?」

GM:唐突に奇声を発し、通行人がクマに襲いかかる。昭人、君はどうする?

昭人:咄嗟にクマを引っ張って避けさせよう。同時に《ワーディング》を展開する。

GM:では、クマは回避に成功する……が、《ワーディング》は何故か効果が発揮されませんね。

一般人(GM):「ゔぁ……あぁ……!」 よろよろ

GM:再び向かってくる一般人。そして、さらに。

一般人(GM):「「「ゔぁあああ……」」」

昭人:「……! (増援……!)」

GM:いつの間にか、周囲を取り囲むように迫る、複数の通行人たち。

昭人:「クマ、ここは逃げよう。ブルーフロントで何かが起きてる」

クマ(GM):「逃げるが勝ちクマよ! キリがないクマ!」


昭人:はてさて、何が起きてるんでしょうね。


GM:では、君とクマは、襲いかかってくる一般人から逃げ出した。

 一体、ブルーフロントで何が起きているのか……? といったところで、このオープニングは終了だ。

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