第7話:メインプレイ:エンディング2

GM:というわけで、次は菜々子の誕生日パーティーのシーンだ。二人とも登場をお願いするよ。

昭人&ローザ:シーンイン!

GM:さて、君たちの活躍によって夢想家セルは壊滅、“マスタードリーマー”も討伐され、菜々子は無事に保護された。

 それから数日が経過し、君たちは、事件の礼も兼ねて、ということで、菜々子の誕生パーティーにお呼ばれしていた。

悠(GM):「いらっしゃい。よく来てくれた。菜々子も喜ぶよ」

菜々子(GM):「あ、昭人おにいちゃんに、ローザおねえちゃん! いらっしゃい!」 とてとて

GM:菜々子は君たちを見つけると、小走りで飛びついてくる。事件以来、すっかり懐かれていますね。

 詳しくは次のシーンで説明しますが、この時点で菜々子は、既にレネゲイドに関する諸々の説明を受けています。

 その流れの中で、ローザとも知り合って懐いた、といったところでしょうか。

昭人:ほうほう。

ローザ:ああ、そなのねー。

悠(GM):「それじゃ、そろそろ始めようか。菜々子の誕生パーティー。

 まずはこれ、お兄ちゃんからプレゼントだ」

GM:そう言って悠は奥に引っ込み、巨大なクマ(熊田クマじゃない方)のぬいぐるみを持って現れる。

菜々子(GM):「わぁー! すごーい、おおきーい! お兄ちゃん、ありがとう!」

GM:巨大ぬいぐるみを抱きかかえ、菜々子は大喜びだ。PCからも、何かプレゼント用意しとくかい?

ローザ:じゃあ渡すー!

昭人:そうだね。何か見繕おうか。

ローザ:「堂上ちゃん。私からはこれを」

 渡したのは小ぶりのバラの花束だよ!

菜々子(GM):「わー! きれーい!」

昭人:「俺からはこれ。サイズが合えばいいんだけど」

 こちらからは女の子が好みそうなTシャツ5枚セット。中にカモノハシTシャツを混ぜてもいいかもしれない(にやり)

GM:(笑)

菜々子(GM):「わぁ、こっちもすごーい! 二人とも、ありがとう!」

GM:見ているこっちが優しい気分になる感じで、菜々子は満面の笑顔を浮かべている。

悠(GM):「さあ、それじゃケーキを食べよう。お兄ちゃんのお手製だ。

 二人も、ぜひ食べていってくれ」

昭人:「悠の手作りか……さぞ気合が入ってるんだろうね。いただくよ」

ローザ:「凄いね、ケーキ作れちゃうんだ。いただくね」

悠(GM):「こういうのが出来ると、菜々子が喜ぶんでね」

GM:そうして、ハイカラなロウソクの立ったハイカラなケーキを囲んで始まるバースデーコール。

昭人&ローザ&悠(GM):「ハッピバースデー、トゥーユー♪」 パチパチパチパチ。

菜々子(GM):「ありがとう! おにいちゃん、おねえちゃん!」

ローザ:「おめでとう、堂上ちゃん」

昭人:「おめでとう」

悠(GM):「おめでとう、菜々子」


昭人:エヴァンゲリオンの最終回を思い出してしまったぞ(笑)

GM:ちゃうわい(笑)


GM:無邪気な少女と、それを見守る兄の穏やかな笑顔こそ、君たちが激闘の末に守り抜いた、日常そのものであった。

 ってな感じで、このシーンを終了しましょうか。

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