第4話:メインプレイ:ミドル3
GM:続いてのシーンプレイヤーは昭人だ。歓迎会の準備をしていただこう。
昭人:了解。シーンイン! (コロコロ)4点上昇、44%!
この時点で、ローザとの侵食差は10%。またもローザの登場侵食が走りすぎる事態に、GMは密かに頭を抱えていた。
いや、大丈夫だ。まだミドルも序盤。何とかなるって。なるよな? 何とかなって?
GM:さて、昭人は発起人である陽介に連れ出され、作戦会議の最中だ。
陽介(GM):「やっぱカラオケがいいと思うわけよ。気持ちよく歌って、心の壁を取っ払おうってな」
昭人:「異論なし。あれは……楽しかった」
陽介(GM):「ならカラオケに決まりだな! まずは店の予約から。昭人のチョイスに期待するぜ」
昭人:「予約……ん、わかった。良さそうなお店、探してみる」
▼判定「カラオケ店の選定」
難易度……情報:噂話 5
昭人:コネも使って(コロコロ)達成値11、成功!
「……はい、はい。それでお願いします……よし、陽介、予約取れたよ」
陽介(GM):「よくやった。となると、次は買い出しか」
昭人:「買い出し後にはメンバー集め……ふふっ。
陽介、俺たちの歓迎会、随分と手早い手腕だったんだね。さすが」
陽介(GM):「俺の腕の見せ所ってな。それにほら、あの頃の俺は、なんつーか、必死だったからな」
昭人:「……でも、今は余裕があるように見えるよ……よかったね」
陽介(GM):「おいおい、他人事みてーに言ってるけど、お前らのおかげなんだからな? 忘れんなよ」
昭人:「うん。でも、俺たちは一因にはなれたかもだけど、“それ”自身と向き合ったのは陽介だ。でも、ありがとう。頑張ったかいがあった」
陽介(GM):「おう、感謝してるぜ! なんか困ったら頼ってくれよな」
昭人:「ん、そうさせてもらうね」
GM:程よい相棒感にGMもにっこりです。ではシーンを閉じようか。
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