第1話:メインプレイ:エンディング2
GM:次はローザのエンディングだ。霧谷さんへの報告シーンみたいな感じで。
ローザ:了解です。シーンイン!
GM:陽介を救出してから数日が経過した頃のシーンだ。
霧谷(GM):「なるほど。そちらでも大変なことが起こっているようで。申し訳ありません、もっと人員を送れればいいのですが」
ローザ:「それは仕方ないっスよ。極秘スパイ任務なんスから!」
霧谷(GM):「ブルーフロントで動いているFHの情報もあります。くれぐれも注意して、引き続きの調査に当たってください。
それにしても、エニグマ……正体不明の異世界ですか」
ローザ:「もしかしたら、本当に鏡写しの世界、なんてこともありうるかもしれないっス」
霧谷(GM):「ローザさんは今後、エニグマとどう関わっていくおつもりですか?」
ローザ:「FHの動向を追いつつ、エニグマの実態と原因を探っていこうと思ってるっス。
エニグマが自然発生するとも思えないッスから、どこかで二つは繋がるかもしれない。そう考えてるっスよ」
霧谷(GM):「ええ、UGNとしても放置はできません。それがいいでしょう。ですが、深追いは禁物です。
FHも、エニグマも。正体がわからないものは、棘を隠し持っていることも多いといいます」
ローザ:「無理はしないっス。近づきたい人もいるっスから」
霧谷(GM):「そうそう、先日送ってもらった、花菱陽介くんの血液サンプルの解析結果が出ましたよ。
どうやら彼は、ハヌマーンシンドロームのオーヴァードに覚醒したようですね。ピュアブリードです」
ローザ:「ハヌマーン……あのジャームもそんな力を振るっていたッスね」
霧谷(GM):「シャドウと呼ばれるジャームですか。こちらも詳細不明、謎は尽きませんね。
ともあれ今後、潜入調査員としてクラスメイトの彼とどう関わっていくのか、よく考えておいて下さい。
“こちら側”の人間を守り導くのもまた、UGNの使命ですので。
それでは、この辺りで失礼します。次の定期連絡でお会いしましょう」
ローザ:「りょーかいっス! おつかれさまっス!」
GM:一つの事件を解決した君は、UGNとして、何より敏腕(重要)スパイとして、決意を新たにするのであったとさ。
あ、ちなみにローザとの通信が終わった後、霧谷さんは胃袋をさすりつつ医務室へと向かったそうな。
ローザの個人エンディングはこれにて終了。おつかれさまー。
ローザ:おつかれさまー!
昭人:おつおつ。
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