五章

第93話 ラザ到着

リズとレイナの生まれた村を出て六日、俺達は大きめの森を迂回するように作られた街道を走っている。


もう直ぐラザだよというリズの言葉通り森も街道もなんとなく見覚えがある景色になってきた、日が沈みかけているので少し雰囲気は違うが、街道の側にある森は大攻勢が起きない様にと魔物の間引きに入った時の森だろう。


もうすぐラザか、沈む夕日を見ながら物思いに耽る。


森と草原が真っ赤に染まる、暮れ六つ、酉の刻、逢魔ヶ時などと呼ばれる俺の好きな時間帯だ、冬という事もあり冷たい風も相まってなんだか物悲しい気分になる。


「なに黄昏てるの?」


「なっ、なんでもないよ」


一人の世界に入り込み、雰囲気に浸って黄昏ていたのが何だか恥ずかしくて慌ててしまう、考え事をしていたと言ってなんとか誤魔化した。





馬車は何事もなく走り、辺りが完全に暗くなった頃に町の壁が見えてきた。


「やっと着いた、なんだかとても懐かしく感じるよ」


「そうですね、まだラザを出て半年も経たないのに凄く懐かしく感じます」


御者台の向こうに見える壁を見ながら呟いた俺の言葉にレイナが返し、リズも俺の背中に持たれながらラザの壁を見る。


「町の側で野営をするのはトーマに助けられた時以来だね」


「あれが兄ちゃん達が冒険者になった町か」


「風の安らぎ亭の料理が楽しみです」


リズに続いてテオとセオも話す、ラザの皆ならきっと二人の事を受け入れてくれるはずだ。


ダリが門から少し離れた場所、町の壁に沿って馬車を停める、馬車を降りて辺りを見回す、そこで俺達の他にも野営をする人が多い事に気付いた。


「なんだか野営をする人が多いね、前はこうじゃなかったよね」


リズに聞いてみるとリズも辺りを見回していた。


「そう、だね、冬は町を移動する人は少ないはずなんだけど…」


リズも少し困惑気味だ、でも今は気にしてもわからないので野営の準備をする、今日はリズが拐われた訳でもないし馬車で眠る事も出来るので門番に声をかけなくても大丈夫だ。


竈と食卓を作り、レイナとセオに後を任せて俺はテオと型をする。


そして料理が出来たので汗を流して食卓に座る、ダリは何度誘っても一緒の席には座らないので馬車の側に小さい台を作っている、一度小さい椅子とテーブルを作ったがとても恐縮されたので今は台だけだ。


食事を終えて明日の話をし、眠る事にする、今日の夜番はリズとセオだ。


馬車の荷台に行くとダリは既に寝ていた、相変わらず隅っこで小さくなっている、よくこんな人が盗賊団にいたなと思う程に遠慮をする人だ、雑用をさせられたのもこの性格のせいだろうな。


テオも眠そうなので布を敷いて一緒に横になる、久し振りのラザが楽しみでなかなか寝付けなかったが目を閉じているといつの間にか眠りに落ちていた。




翌朝、日の出前に目を覚まし野営の後を片付けてから門に向かう。


まだ朝の鐘は鳴らないが既に列が出来ていた、俺達も列の後ろに並び鐘が鳴るのを待つ、そして鐘が鳴って門が開き列が進む。


「やっとラザだね、取り合えず宿に行って馬車を預けようか。門番はタインさんじゃないみたいだ」


馬車の側を歩きながら順番を待ち、俺達の番になったので門番にガードを見せる。


「おお、トーマじゃないか。帰ってきたのか?」


タインさんではないが他の門番とも何度も顔を合わせている、どうやら覚えていてくれたようだ。


「少し用事が出来て寄りました、また直ぐに出るんですけどね。リズ達もいますよ」


すると門番は荷台を確認しながらリズ達と少し話をする、だが後ろに沢山並んでいるので軽く挨拶をしてから町に入る。


御者をするダリに声をかけて風の安らぎ亭までの道を教えながら大きな石畳の道を歩く、初めて来た時はとても珍しくて目を取られた風景が今は懐かしく感じる。


朝の準備に忙しいのか忙しなく歩く人々の合間を縫って宿までの道を行く、そして懐かしい建物が見えてきた。


ダリに建物の側で待つようにお願いしてリズとレイナと一緒に風の安らぎ亭に入る。


小さな木造のカウンターには誰もいないので呼び鈴を鳴らす、あいよ、少し待ってなという懐かしい声が聞こえた、リズ達と顔を見合わせ笑いながら待つ。


「お待たせ、三人かい?おや、リズとレイナじゃないかい、トーマも、どうしたんだい?」


ジーナは俺達を見て驚くでもなく普通に聞いてきた、それが何だか嬉しい。


「ここのギルドに少し用が出来たので寄りました。またヒズールに行くから長居はしませんがその間ここにお世話になろうかと、部屋は空いてますか?」


「あぁ、空いてるよ。三人で旅をしてたんだから一緒に寝るのも平気だろ?なら一部屋でいいかい?」


お、三人部屋が空いているのか、これは有り難い。


「いえ、三人部屋もお願いしたいんですが他にも連れが二人いるんでもう一部屋お願いします」


「五人になったのかい、わかった。なら二部屋だね」


そう言ってカウンターから鍵を取り出して渡してくるジーナに取り合えず五日分の金貨を渡す。


「それで、朝食もお願いしていいですか?朝食は一人増えるのでその分のお金です」


ダリもギルドまでは一緒に行き、そこでダリとは別れる予定だ、なのでダリの分のお金も渡そうとするとジーナは一人くらい構わないよと断る。


「それじゃ六人だね、食堂で待ってな」


そう言って食卓に行こうとするジーナに馬車があるというとちょっと待ってなと言って食堂から若い女の子を呼ぶ、この宿は俺達が食材を持ち込んだ頃から少しずつ食事も評判になり、昼時はかなり忙しくなっていたのでその時に手伝いに来ていた女の子だ、どうやら昼だけの手伝いから宿の店員になったようだ。


「シャロット、馬宿に案内しな」


久し振りと軽く挨拶をし、リズとレイナは先に食堂に行ってもらい俺はシャロットと外に出る。


そして馬車を厩に入れてニィルをお願いする、シャロットは馬のあつかいに慣れているらしくニィルを撫でながら繋いでくれた、食堂に行ってくるのでお願いねと声をかけて四人で食堂に向かう。


朝早くなので食堂には少しの客がいるだけだった、ジーナとお喋りをしているリズとレイナを見つけて席につく、俺達が来るのを待っていたのか直ぐに料理が運ばれてきた。


パンとサラダとスープ、風の安らぎ亭の朝のメニューだ。


スープは具材に根菜と肉が沢山入っているので朝食としては食べごたえがある、懐かしい味を堪能しながら食べたが俺とテオには物足りない、だがここのスープはお代わり自由だ、それを聞くと直ぐにお代わりをするテオ、俺もお願いしようとするとセオが俺の方を見ていた、セオの分も追加でお願いし、俺とテオが二回お代わりをしてようやく朝食を終えた。


レイナとセオが厨房に行ってる間にジーナと話をする、どうやら最近この町に来る冒険者が増えているようだ。


「なんだかね、セラから聞いた話だと兎の前足ってパーティーがリストルって町で活躍したり、ジーヴルってとこの公爵様に気に入られたりしたみたいでね、その兎の前足を一目見ようって連中が最近増えてるのさ」


ニヤニヤと話すジーナ、俺達が原因だったのか。


「でもジーナさん、それだけで冒険者が活動する町を変えたりするものなんですか?」


俺達を一目見たくて、そう言われるとまるで俺達が日本でいう所のアイドルのようだ、白銀級ならそういう事もあると思うが俺達はただの銀上級だ。


「本当にあんたらを一目見たいだけって奴等もいるかもしれないけどね。大抵はあんたらが今は町に居ないとわかると去っていくんだけどそのまま残る連中もいてね、その中にはあんたらから金を奪おうと思ってる奴等や名前を利用しようって奴等がいるはずだ、気を付けるんだね」


元冒険者のジーナからの忠告だ、白銀級まで上がり名前が売れてる人には純粋に憧れで見に行く人もいるようだが、俺達の様に銀上級で名前が売れると運が良かっただけだとか、自分達の方が実力は上だという理由で狙われやすいらしい、俺達はありがとうございますと返事をして宿を出た。


さて、これからどうするか、ギルドに行ってもいいが今はギルドも混む時間帯だ、ジーナの話を聞いた後なのでもう少し冒険者が減ってからギルドに行きたい。


「そういう事ならレイナは薬屋さんに挨拶してきたら?私も町で世話になった人達に少し挨拶してくるから、トーマはテオとセオ、それとダリさんにラザの町を案内してさ、昼の鐘が鳴ったらギルド前の噴水で待ち合わせしようよ」


リズの提案にレイナも頷く、二人は二年程ラザで暮らしていたので俺よりも知り合いが多いしそれもいいかもな、という事で俺達はここで一旦別れる事にした。

ラザは結構広い町だ、冒険者ギルドを中心に南側には宿や食堂等があり、東側には武器や防具を扱う店がある、西に食料や日用品を扱うお店と庶民の家が建ち並び、そして北には裕福な人や町長の屋敷がある、俺は北側には行った事はないし用もない、朝食は食べたし日用品も今の所大丈夫なので東側にある鍛冶屋に行く事にした。


「テオとセオも軽い防具探してみる?それに何か使いたい武器ってない?」


「俺は動きにくくなる鎧は嫌いだよ、それにスゥニィさんから貰ったこの籠手と具足で十分だ」


テオの言葉にセオも頷く、二人は身軽さを生かした戦い方が中心だし、防具もテオ達に合うサイズはあまりない、俺もリズも早さを殺さない様に最低限の防具しか着けてないので気持ちはわかる、行っても無駄かなと思ったが鍛冶屋に知り合いもいるので顔を出す事にした。


「ごめんくださ〜い」


建物の中に入り声を掛ける、少しして店の奥から白髪と髭をボサボサに伸ばした爺さんが出てきた。


「タブさんお久し振りです、少し町に寄ったので挨拶に来ました」


そう声をかける、うむと頷くタブ、そして俺の側まで来ると防具をペタペタと触る、この防具はリズをゴブリンから助け、ラザに帰る途中で襲ってきた狼形の魔物、ナイトローソンのリーダーの革を使ってタブさんに作ってもらった防具だ。


「ふん、かなり使い込まれている、ボロボロだがお前の魔力によく馴染んでる、直せばまだ使えるな」


そう言って脱げと言ってくるタブ、そして俺の籠手に目を止める。


「これは、かなり良い素材だ、ふむ、ふむ」


そう言ってテオとセオにも目を向ける。


「この素材は余ってないか?お前の防具を見れば結構な冒険をしたのがわかる、今持ってる素材を言え」


そう言われ手持ちの素材を挙げていく、タイドゥトレントの素材は無いが肌着の方が何着かある、そしてスゥニィから貰う前に使っていた黒曜石の籠手と具足、後はオークやテーレボア等の食材で、そういえばワイバーンの肉を持ち帰る時に肉を包んだ革があったな、そう言うとタブが食い付く。


「よし、黒曜石は潰してお前の防具の強化に使う、ワイバーンの革はそのタイドゥトレントとやらの素材と一緒にあるだけ持ってこい、なに?タイドゥトレントの方は素材じゃない?大丈夫だ、ワイバーンの革を使って強化するだけで形はそんなに変わらん」


俺が今着けている肌着を見せ、これは素材にしたくないと言ったが肌着をメインにそのまま強化するというタブ、それならいいかと返事をした所で、珍しく興奮した様子のタブに急かされ追い出されるように店を出た。


「兄ちゃんはあの爺ちゃんを無口だって言ってたけどお喋りだったな」


テオの言葉に苦笑いを返す、あんなに喋るタブを見たのは俺も初めてだ。


一度宿に戻って荷物を取り、もう一度タブの所に戻る、タブは素材を受け取ると三日後に来いと言って奥に引っ込んだ。


その後は適当に町を歩き、屋台等で買い食いをしながら時間を潰す、その間にダリとも色々と話をした。


ダリは手先が器用だし、色々な所を転々とする盗賊団でずっと解体をさせられていただけあって魔物に対する知識も豊富だ、俺はダリをギルドの素材倉庫の職員に紹介しようと思っている事を伝える。


「自分みたいのがギルド職員なんて無理でさ」


「大丈夫、紹介するだけです。もしダリさんが嫌じゃ無かったらですけどね。ダリさんの腕なら重宝されると思いますよ」


ダリは遠慮していたが最後には頷いてくれた、それにダリは魔力強度も30を越えているので冒険者になるのもいいと思う、人付き合いが少し苦手のようだし、争い事もあまり好きではないようだがなんとか町で暮らしていけるだろう、ラザの町に知り合いが増えるのは嬉しいしな。


そうダリと話をしていると昼の鐘が鳴ったので町の中央に向かう、まだリズとレイナは来てないのでここでも屋台を見る、するとフラムディアの串焼きがあったので懐かしく思いながら皆で食べる。


「あ〜、自分達だけで美味しいの食べてる」


噴水に腰掛けて串焼きを食べているとリズがやって来たので串焼きを渡す。


「テオとセオには後で食べさせるつもりだったのに」


そう言いながらも美味しそうに食べるリズ、そうしてる内にレイナも合流したのでギルドに向かう。


俺が先頭になってギルドまで来ると両開きのドアを押して中に入る、どの町のギルドも基本は同じ造りだがやっぱり懐かしいな。


時間をずらした甲斐もあり中にいる冒険者はそれほど多くは無かったがそれでも俺の記憶よりは多い、その視線が集まる、殆んどの支線は直ぐに離れたが、俺達の事を知っている冒険者もいるのかヒソヒソと話をする声も聞こえる。


気にせずカウンターに行きセラさんを探すが見当たらない、取り合えず近くの職員に声をかけようとすると奥から職員が声をかけてきた。


「トーマじゃないか、帰ってきたのか」


「久し振りですバリィさん」


バリィはよく俺達の持ち込む素材を査定してくれた職員だ、軽く挨拶をしてギルド長に話がある事を伝える。


「ギルド長なら部屋にいるよ、少し待っててくれ」


そう言ってバリィは階段を上がって行った、その間にギルド内を見回す、ラザにいる間はセラが俺達の対応をしていたので他の職員とは顔見知り程度だ、それでも話をした事はあるので軽く頭を下げておく、冒険者には知ってる顔も少しはいたが知らない顔の方が多かった。


そうして待っているとバリィが降りてきた、ついてきてと言われたので後をついていく。


二階にも結構な数の冒険者がいた、ラザに銀上級以上の冒険者が増えているのかもしれない。


そのまま三階に上がる、その間にセラの事を聞いてみたが今日は休みのようだ。


「連れてきました」


バリィがノックをすると中から入ってくれと声がする、バリィを先頭に部屋に入る。


「よく来てくれた、座ってくれ」


元副ギルド長のハミルに促されてソファに座る、ハミルは普段ギルドに顔を出さなかったスゥニィに代わり実質的な責任者の役割をしていた、大規模討伐の時に指揮を取ったのもハミルだ。


そのハミルにスゥニィから預かっていた手紙を渡す、ハミルは暫く目を通していたが溜め息を吐いて顔を上げ、右手で目頭を揉む。


「手紙を届けてくれて感謝する。全くあの人は、数年離れるからその間任せると言った側からギルド長を辞めるとは」


俺達に礼を言った後にブツブツと呟くハミル、色々と溜まっていたのか呟きが止まらないのでバリィが声をかける。


「あっ、あぁすまんな。それで、兎の前足はこれからどうするんだ?」


ハッした後で頭を振って俺達に尋ねてくるハミル、多分スゥニィに色々と振り回されてたんだろうな。


「少し滞在した後でヒズールの方に行こうと思ってます。それで、専属の件なんですけど、そのせいでラザに冒険者が集まってるみたいなんですけど、迷惑なら解除してもいいかと思うんですけどどうですか?」


俺の言葉に少し考えるハミル、元々専属の話はロビンズ達と揉めた時に決まった話で、俺達は専属としての働きは全くしてない、本来ならラザに留まり冒険者をしながらギルドからの緊急の依頼等があるとそれに対処しないといけないのだ。


「そうだな、私はそのままで良いと思うのだが君達が他所の町に拠点を持つと言うのなら解除しよう」


「俺達のせいで冒険者が集まって迷惑とかは無いんですか?冒険者は、その、問題を起こす人も多いし」


ラザの町に帰ってきて思ったがやっぱり俺はこの町が好きだ、それで将来的にはラザに拠点を置くつもりだが今はまだ色々と旅もしたいからな、名前だけの専属である必要は今は無いだろう、俺はそう思っていたがそうでも無いようだ。


「君達が活躍して名前が売れたおかげで冒険者が増える、それは確かに揉め事も増えるがそれ以上に景気が良くなっているんだ。人が増えると言う事は町が潤うという事だ、ラザの町長も喜んでいたぞ」


ラザの町長か、会った事は無いがどんな人なんだろうか、まぁそれは置いといてギルド長がこう言ってくれるなら別にこのままでもいいか。


「ならそのままでお願いします、まだ色々な場所を見る為に旅は続けますが必ずラザに戻ってくるので」


俺の言葉にハミルはわかったと頷いてくれた、これで用件は終わりだがこの場にバリィもいるのでダリを紹介する。


俺が手先が器用で知識も豊富だというと見習いで雇ってみようという話になった、冒険者が増えてギルドも忙しくなっているようで丁度良いと言ってくれた。


そしてギルド長に挨拶をして一階に降りる、本当はセラさんにお願いしたかったがバリィにお願いしてテオとセオの冒険者登録をする事にした、テオとセオの登録はラザですると決めていたのだ。


登録は滞りなく進み、バリィにテオとセオの実力を伝えると見習いの鉄級からではなく銅級からになった。


そして兎の前足にテオとセオを加え、ダリはそのまま仕事を覚えたいという事でここで別れる事になった、腰が折れるんじゃないかという勢いで礼を言うダリを残してギルドを出る。


「えへへ〜」


ギルドを出てからテオはずっと冒険者カードを見ながらこの調子だ、セオも心なしか嬉しそうだ。


これでラザでの用事は終わったが宿も五日は取ってあるので少し羽を伸ばそうという事になり皆で町を歩く事にした。


昼食は歩きながら屋台で済ませる事にする、俺がテオ達と歩いている時も度々声をかけられたがリズとレイナがいると町の人にも声をかけられる。


そうして町を楽しんでいると何か騒いでいる場所を見つけた。

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