からももももも
カゲトモ
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今日は可愛らしい客が二人も来店されていた。マリさんと同じ職場で働いていると言う眼鏡を掛けた年若い女性だ。と言っても、マリさんの事もあるので、もしかしたら年上と言う可能性もないとは言えないが。
見た目は本当に若くて、マリさんより少し下くらいに見える。(マリさんは俺より年上だから・・・えぇい、本当に若い子に見えるのだ!)同じアパレルだけあって、ファッションの系統は二人とも同じだ。ふわふわでゆるい感じ。二人ともファーの付いた小物を身に着けていた。
「マスター、なにかキョウちゃんに甘いカクテルをお願いできますか?」
少しだけいつもより機嫌のよく見えるマリさんがオーダーする。
「甘いカクテルですか。かしこまりました」
キョウちゃん、と呼ばれた彼女を見て、どれがいいかを頭の中で瞬時に組み合わせる。
甘いカクテルと一言で言っても、その種類は膨大だ。その中でも今の彼女にピッタリのものは・・・
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