妖精のファルシ

森の朝露でしっかり冷やした結晶花。

そこに詰めるは金色を絡めた微睡む妖精。

知っていますか?

現実よりも夢を含んでいるほうが、

彼女達は味がやわらかいのですよ。

愛らしい妖精のファルシは勿体無くて中々口をつけられませんね。

けれどもここは思い切って……

愛しい妖精達を召し上がれ。

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