戦乙女の断末サラダ

もはや誰の為に謡われたかも不明な戦乙女の断末魔は、

打ち付けられた楔と錆びた剣の欠片とともにあえましょう。

焼け焦げたあの日の香りが漂ってきたのなら、

薬草ドレッシングをぶちかけて

とっとと腹におさめてしまいなさいな。

鳴り響く拍手喝采は幻聴でも、

噛み締めた生き様は真実でしたよ。

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