考察② 胃に食べたものが溜まりやすいのでは説

私が痩せている理由は、胃に食べたものが溜まりやすいからでは?という疑問がふと沸き起こった。私は、昼ごはんを食べるときに、どうも十分に空腹になっていないと感じることがある。特に、前の食事で多めに食べていると、次の食事があまり食べられないということが多い。ホテルの朝食のバイキングなどだと、元を取るために、かなりの量を食べたりするのだが、そうすると昼や晩の食事が食べ切れなかったり、下手すると翌日あたりまで、食べる量が減ったりする。


これには、普通の人より一回の食事量が多めだったり、間食をとることが多いというのが理由の可能性もあるのだが、それにしても、時間を置いてもいまいち空腹にならなないことがよくある。この効果は日を跨いで影響することもあり、一時的に大食いしても、その分数日間食べる量が落ちるなどして、逆にトータルでは食が細るという現象が発生することになる。


原因として考えられるのは、やはり消化器官の弱さだろう。私は、便秘に悩んだことが無い一方、慢性的に下痢に苦しめられる体質である。酒や揚げ物、ピザなんかを食べると、大体胃もたれを起こしている。もしかしたら、小腸の吸収能力も人より弱いのかもしれない。


消化器官が弱いという性質は、ダイエットには有効だろうが、デブエットにはかなり厄介だ。せっかく一日頑張って食いだめしても、胃腸の不調によって、その分食欲が自動調節されるために、多くの量を食べることが困難になるのだ。そのため、高カロリー食品の大量摂取によって、短期決戦で太る作戦は不可能だ。私が太るためには、長いスパンでカロリー摂取量を向上させ、計画的に体脂肪を付けていく必要がある。


ローマは1日にして、ならず。脂肪も1日にして、ならず。

デブエットもダイエットも、付け焼刃の努力よりも、継続が重要なのかもしれない。



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