第10話
向こうに光があるな、なんだろう?
て言うかシモペさんどこ行ったんだろう
まあ良いか…
洞窟は一本道だがあまり広い道ではなく、なんとなく不気味な雰囲気g…
《よくないですよぉ!私大変だったんですからね?本当に!本気で!落ちる瞬間に体の機能を一時的に乗っ取って死なないようにしたら!なんか幸薄そうな絶対清楚系び○ちだなって感じの
細い道を抜けた先には大きな空洞があった。
ん?広間みたいになってるのか?
なんかいるな、白い… 動物?
《聞いてるんですか!?》
ちょっと待って彼処になんか…
ふうっ!がしゅっ!
気がついたら視界が白いモフモフに包まれていた。幸せな時は束の間思いっきり蹴られ物理法則を無視したような速度で入ってきた道とは違う穴に突っ込まされた…
なんだったんだ…
《マスター!今すぐこの場から退避する事を推奨します!》
そうだな、逃げよう!
10分程移動したら、背後からの殺気と音は消えた。
しかし、さっき創ったばっかりの金属の腕が吹き飛ぶとは…
なんて威力の蹴りを放つんだあの動物…
《マスターの体を今現在構築している物質はマスターの前世では存在しなかった、魔鋼石と言うものです。魔鋼石とは魔力を浴び続け変化した岩石で、その魔力量質により区別されます。またそれぞれに以下のような階級を持っております
魔力量が少ない順に 、魔石:ランクF、E、D、C、B、A、緑鉱石:ランクC、B、A、赤鉱石:ランクC、B、A、黒鉱石:ランクC、B、A、聖鋼石、神美石、ダマスカス鋼、ミスリル鋼、オリハルコン
と言った感じですね。まあ最後の方はそれぞれ特性を持っていますから性能差は一概には言えませんが、そして今マスターの体は恐らくランクBの黒鉱石と微量の聖鋼石で構成されています。
因みに先程攻撃を仕掛けてきた白いモフモフはうさぎ型でした。 かわいいです…》
また通路の先に光が差している。
次は何が来るのか、
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