僕は...
りゅん
プロローグ
最後の日。
他の人はどんなふうに過ごすのだろう。後悔の無いように自分の好きなことをする、いつも通りの生活を送る。でも最後の日と実際に言われてもあまりピンとこないだろう。僕だってそうだ。僕は病気を持っている。こないだ医者にもう終わってしまうと言われてしまった。悲しくはなかった。自分でも気づいていたからだ。両親はずっと前にいなくなっているから僕が死んでも悲しむ人なんていない。例え、悲しんでくれる人がいたとしても悲しくならないだろう。例え、愛してくれる人がいたとしても.....
僕には昔から好きだった人がいる。その人はどんな時でも笑顔でいつも周りに人が群がっているような僕にとっては雲の上の存在だった。
これはこんな僕にとって最初で最後の恋の物語である。《《》》
僕は... りゅん @ryun_ryun
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