第20話「痛みの単位」「が○ゃぴんの秘密」「手紙」

「痛みの単位」


スイスの保養地、ダヴォス・プラッツで11月10日から11月14日まで行われた、世界知覚認識学会(ミシェル・ポーター会長)で、北海道大学医学部の

『斉藤 信まこと』

教授が提唱した、痛みを表す

『hanage』

という単位を世界で共通の単位とする事が承認された。

本来、痛みは個人差が大きく同じ刺激でも主観によって感じ方が異なるため、客観的に数値で表すことは不可能であると思われていた。

しかし斉藤教授は、『鼻の粘膜は人体の中で一番個人差が小さい』

事に注目し研究を進めた結果、1cmの鼻毛を垂直に1Nニュートンの力で下向きに引っ張る時に生じる痛みを『1hanage』と定義できることを発見し、そして今学会で単位として認証された。

斉藤教授によると、

足の小指を角にぶつけた時の痛みは『2~3Khanageキロハナゲ』


お産の時の痛みは『2.5~3.5Mhanageメガハナゲ』になるのだそうだ。

『痛みを数値で表すことにより、正確な治療に役立つ』そうで、今回の発見は大変画期的なようだ。日本人の提唱する単位が世界で認められるのは非常に珍しいそうだ。

日本発の

『グローバル・スタンダード』

は、驚きをもって迎えられている。





「が○ゃぴんの秘密」


ポンキッキのガチャピンに関する噂。

ガチャピンの中に入っている人はロケ中に少なくとも3人は死んでいるらしい。

ご存知の通りガチャピンの中身は収録のたびに変わっている。

宇宙に行くときは宇宙飛行士が中に

スキージャンプの時はジャンプの選手が中に入っている。

ガチャピンは危険なロケをこなすことが多く当然収録中事故が起こることも多い。

ムックの毛を剃るとガチャピンになる。

ムックはどうしても汚れやすいためこの様な作りになっているらしい。

ムック→ガチャピン→廃棄と全く無駄が無い。

ガチャピンのモデルはポンキッキを製作した会社の社長。

ネットで検索してみると確かに似ている。

公式設定では腕についているイボイボは


「エネルギーボール」

と言い危険なチャレンジをするときの勇気の源らしい。

またガチャピン最大の急所であるとの説も。





「手紙」


ある仲の良い三人家族がいました。


その家族は、父、母、娘の三人です。


娘の名前は、さつきちゃんにしておきましょう。


ある日、父親は会社に向かう途中、事故で亡くなってしまいます。


母親は、娘を女で一つで育てる事になります。

さつきちゃんは、母親のお陰で中学まで無事入学する事が出来ました。


中学2年になった頃母親は、過労から亡くなります。


亡くなる前日に、母はさつきちゃんを呼び『もうお母さんは、死ぬからさつきはこれから一人で生きなきゃダメよ』と言い御守りを渡します。


『この御守りは、さつきが本当に辛くなったら中に手紙が入ってるから、その時に見なさい』と言い母は、亡くなります。


それから、さつきちゃんは強く生きると心に誓い、スクスクと育っていきます。


さつきちゃんが、高校に入るとイジメにあうようになり、もう絶えきれなくなったさつきちゃんは、御守りを開け手紙を見るとさつきちゃんはゾッとした。

手紙には『さつき、








死ね』と書かれていました。


さつきちゃんは、その後自殺してしまいました。

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