[都市伝説]知らないほうがよかった話

鷹浜仁流(カクヨム支局)

第1話「ウ〇トラマンの最終回」「あの漫画」「宇宙人の正体」

ウ〇トラマン


歴代ウル〇ラマンの最終回の中で、


「ウルトラマ〇がキレて東京を火の海にし、


物語が終わった幻の最終回がある」という噂がある。


しかし、


やはりそんな子供の夢ぶち壊しなウ〇トラマンの最終回は存在しなかった。


なぜこんな噂が流れ出したのか。


そこにはこんな逸話があったらしい。


当時、


ウル〇ラマンは空前のブームであった。


そしてそんな円〇プロに対抗しようと、


ウル〇ラマンに似たキャラを登場させた番組を作る会社も現れた。


番組の名前は「アイアンキング」。


ウルトラ〇ンに似たキャラが登場する勧善懲悪ヒーローものであった。


問題はその最終回なのである。


アイアンキングの最終回は「怪獣に操られたアイアンキングが街を破壊してしまう」という前半と、


「操られていたが、


ちびっこたちの声で自分を取り戻したアイアンキングが怪獣を倒し、


終わり。


」という後半の2話からなっていたそうだ。


しかし、


テレビ局の都合でそのうちの後半の1話が放送できなくなり、


前半だけが放送され、


アイアンキングはそのまま終わった。


当然そうなると、


子供達の目には「ヒーローが街を破壊して終わった!!」と映った。


そして、


ウルトラ〇ンにあまりに似たキャラ「アイアンキング」のこの最終回が「ウル〇ラマンの幻の最終回」と勘違いされ、


伝説として広まってしまったそうだ。


「あの漫画」


デスノートの原作者、


大場つぐみはとってもラッキーマンを描いていたがもうひろしである。


彼は絵がいまいちうまくなかった。


しかし物語の才能はあった。


ゆえにデビューできたのだが、


やはりそれからは絵がネックとなり、


9年間は鳴かず飛ばずでボツばかりくらっていたそうな。


9年後、


天才的な画力をもった一人の漫画家が現れた。


編集社もこの漫画家の絵を使いたかったがしかし、


こちらは絵がよくても物語がいまいちな漫画家だった。


そこで思い出されたのががもうひろしの物語の才能だった。


かくして物語の天才と絵の天才はタッグを組んでデスノートを描いたのだそうだ。


ちなみになぜがもうひろしが「大場つぐみ」と名乗っているかは、


ボツになった原稿を入れられる大きな×のかいた箱があるのだが、


それらボツ原稿を出す人を「大バツ組」と呼んでいたのだそうだ。


がもう氏もよくストーリーの不採用をくらっていたので、


この「大バツ組」から「おおばつぐみ」という音をとって「大場つぐみ」なんだとか。


「宇宙人の正体」


宇宙人は未来の地球人の姿だという説がある。


案外それは有力らしい。


「このまま温暖化で作物が育たなくなって行くと、


食文化にはサプリメントの時代がやってくる。


要するに「噛む」必要がなくなるわけである。


すると顎は細く小さくなり、


消化器官が退化して体も小さくなる。


このまま交通の利便性が極端に進めば運動する必要がなくなり、


やがて手足は細くなっていく。


このまま社会のコンピューター化が進めばより高度な情報を考えることで脳が酷使されるようになり、


脳の容積は増え、


頭が大きくなり、


脳に神経が直結する目も大きくなっていく」


…というのだ。

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