第34話 新たなる客人
大樹の丘に正式な客人として、天族のお二方が招き入れられました。
一応、七大天族であり、
上位天族の一家が研修で来られてるだけでも、驚きなのにそれ以上の驚きをもたらして、業務に影響を与えない為です。
とりあえず、私は正式な客人として招き入れる為に試練の翌日に目覚めて、管理整備棟へ向かおうと思ったのですが、私の自室にアス姐が早朝に来られて、無理矢理、1日だけ有給休暇を与えたのです。
試練の夜に、ルフォン様の怪我の状況を見て、新たに目覚めた天力で私の行った治療だけでは、完全治癒に時間がかかるとのことで、アス姐が直々に針治療を行ったというのです。
アス姐は、こう見えても、
そして、私の心身の疲労も見破り、針治療にやってきたついでに一日しっかりと休むことで、しっかり休養を取るように整備官として命じた訳なのです。
アス姐の針治療は、痛みは全く無く、一度受けたら、その快楽の虜になると言われる程の治療術なのです。
なので、その針治療を受けたルフォン様は、昨夜、たった2針で二度の絶頂に達したと後日、ガブリール様が言っておられました。
私は、そんな針治療を5針も受けて、とても気持ちよくぐっすりと丸一日、休眠してしまった訳で、丸一日、熟睡して休眠したせいか、翌日は心身ともに絶好調だったのは言うまでもありません。
念の為、翌朝もアス姐が私の具合を見に来てくれました。
「おはよう。アニス。うんうん、気の循環もいいし、心身ともに大丈夫なようね。これなら今日から復帰してもいいわ。」
「おはようございます。アス姐。昨日の針治療のお陰です。とても気持ちよくて、ぐっすりと熟睡してしまいました。」
「しかし、私の針治療を5針も受けて、快楽の虜にもならず、絶頂に達することも無く、ただ気持ちよさそうに眠ってしまうなんて、アニスが始めてよ。」
「昔、お爺ちゃんに受けた針治療によく似ていたので、とても気持ちが良かったんですよ。」
「んー、アニスのお爺さんって、
「えぇ、そうですよ。もう亡くなって久しくなりますけど、アス姐は私のお爺ちゃんと面識があるのですか?」
「そう。あの方のお孫さんでもあったのか…。えぇ、知り合いも何も私は、あの方の弟子であり、愛人だった時期があるのよ。」
「弟子で愛人って…、そういえば、お母さんがお爺ちゃんの女癖の悪さは酷かったって言ってた記憶が…。」
「あの方は、人でありながら、七大魔族の色欲たる私を本気にさせた唯一の方なのよ。」
お爺ちゃんは、結構、若い頃は女癖が悪かったってお母さんが言っていったっけ…。
私の前では、優しいお爺ちゃんだったんだけど…。
だから、お爺ちゃんの女癖の悪さって、よくわからないのよね。
「そういえば、私が遊びに行っていた時には、もう弟子では無かったのですか?」
「いいえ、違うわ。アニスが遊びに来ていた昼間は、道場の奥座敷で坐禅による気の鍛錬という基礎修行をずっとしていたのよ。」
「でも、アス姐は
「いいえ、あの方に出会って、私は己の未熟さに痛感したのよ。私の気の使い方なんて、あの方に比べたら児戯にも等しかったよ。だから、弟子入りを志願した訳。古式術に関しては教えて貰えなかったけど、気の扱い方を徹底的に一から教わったの。あとは、夜の…いえ、これはなんでもないわ。」
「そうなんですか、じゃあ、気に関しては姐弟子なんですね。」
気と言うのは、内気功、外気功の二通りがあり、どの種族にも内気功を秘めています。
内気功を自由自在に操ることが出来る様になれば、「
人種以外の「
外気功というのは、自然が発する気のことで、無限とも言われる自然の全てを指します。
人種やエルフ種の中には、外気功を操れる「
魔族や天族の方々は、外気功を頼ることが殆んどありません。内包する魔力や天力を使うことで、外気功に頼る必要が無いからです。
無限とも言われる外気功を取り込むことは無論こと、それを自由自在に操れるようになれるのは、至高の一握りの存在です。
お爺ちゃんは、外気功を取り込むことも自由自在に操ることも出来る古式術の師だったのです。
なので、アス姐が弟子になるのも、何となく納得が出来る話なのです。
「それにしても、アニス。どんな技を使ったかは、気の流れを見て、大体わかったんだけど、とんでもない技ね。
「怖ろしいですか…、そうですよね。本来の威力で使えば、ルフォン様は、今、この世にはいませんでしたから…。」
「もしかして、あれで手加減した訳なの? 一子相伝とはそういうことなのね。人であるが故の技だからなのね。」
「まぁ、もう使う機会は無いと思いますし、私がこの技を授けるに値する者が現れなければ、私の代で古式術は終了ですから。」
「何を言ってるの!古式術の伝統は引き継いでいかなければダメよ。それが人外であるモノへ対抗手段であり、人という種の存続に繋がるのだから。」
あのいつも整備作業以外では、好き勝手しているアス姐が珍しく凄く真面目に説教をしている。
何でだろう。すごい説得力があるし、お爺ちゃんのことをそんなに想ってたんだ…。
「アス姐が珍しく真面目なことを言っているので、吃驚しました。そうですね。お爺ちゃんに習い、両親から受け継いだものを私の代で終わらせてはいけませんよね。」
「そうよ。あの方のお孫さんであるのなら、私も偶には真面目になるわよ。まぁ、昨日は天族のお二方にも休養を取って貰って、滞在期間を三日から五日に延長して貰ってあるから、問題ないわよ。」
「ありがとうございます。アス姐。」
「なら、偶には一緒に管理整備棟へ行くとしましょうかね。」
「その前に研修生の御一家に報告をしてからでないと。」
「そうだったわね。まぁ、あの一家なら問題は無いと思うんだけど、事前に伝えてあの二人の身分をバラさないようにしないとダメよね。流石はアニスね。よく頭が回るわね。機転が利くのもいいことよ。」
「ありがとうございます。アス姐。」
「では、参りますかね。」
「はい。」
と言う訳で、管理整備棟に向かう前に、ラエルご一家の家に寄っていくことに。
既にご一家は、ラファちゃんの力でルフォン様とガブリール様がここに来ていることを知っていました。
お子様とは言え、流石は、七大天族のお一方と言うべきなのでしょう。
御一家には、事情を伝え、お二方の身分は隠すことをお願いし、快く協力を得ることが出来ました。
ただ、研修を見られることに緊張するようなことを話されてましたが、アス姐が一緒にいたので、いつも通りで大丈夫と太鼓判を押されたので、ご安心された様子も見受けられました。
ラファちゃんも学校で、何か聞かれても知らないフリをしてくれるとのことで、頭の良い子で助かりました。
こうして、事前に伝え終わり、アス姐と共に管理整備棟へ。
道中は、一昨日の整備の感覚がとても気持ち良かったらしく、また、ああいう試練をしてくれないかとクラ爺にお願いしようかと考えていることを言ってました。ただ、大会に出るのは、嫌みたいで、何が違うのか、まだ私には理解が難しく、出来ませんでした。
こうして、アス姐と管理整備棟に着くとガブリール様とルフォン様がお待ちしていました。
なんでも私とアス姐に用があったみたいで、入り口で待っていた様子でした。
「おはようございます。アス姐様、アニス様。アス姐様には昨日はとても良い治療をして頂き、大変、光栄の至りです。アニス様には、ご迷惑ばかりかけてしまい、大変申し訳ありませんでした。」
「ルフォン様、もう気にしてませんし、何だかいつもと様子が違いますね。自然な感じでとてもいいと思いますよ。」
「そうよ。ルフォン。いつまでも、無理して男装の麗人を気取ってると疲れるでしょ。もう自然体でいなさい。これは
「はい。なるべくそうしたいと思います…。」
「ルフォンちゃんたら、昨日の針治療で、一気に女の子らしくなっちゃって、見ていて、とっても楽しいんですの。」
「ガブリール、からかわないでよ。これでも、隠していたところを昨日の針治療で、一気にとぎほぐされてしまって、私もどうしていいのかわからないんだから…。」
「ねぇ、アニス様、信じられないでしょ。第一印象とは、たぶん、まるで違うと思いますけど、これがルフォンちゃんの本当の姿なんですよ。」
「えぇ、第一印象は、男装の麗人って感じで、冷たさと厳しさを兼ね備えたお方でしたけど、今は完全にアス姐に恋しているような女の方ですね。それでアス姐、またファンが増えた感想は?」
「アニス、私をからかってもしょうがないし、ルフォンが戸惑ってるじゃないの。アニスらしいというか、それ結構、ルフォンに対して精神的に攻撃を与えてることに気付いてないのだから、困った者よね。一応、答えとしては、私としては、ファンが増えてくれるのはありがたいことよ。」
「やっぱり、そう見えてしまいますよね。もう昨日の針治療が終わってから、アス姐様のことが頭から離れないので…って、何を言わせるのですか、アニス様。あぁ、もう、こんなのやっぱりいつもの私じゃないわ。」
「まぁまぁ、これを見たら、ミカちゃんやフォンセ様はきっと喜ぶと思うんだけど、それより今日から見学をさせて頂きますので、宜しくお願いします。」
「はい。お二方には、後程、臨時朝礼で簡単な挨拶をして頂きます。あと身分に関しては話さないでくださいね。上級天族と言うのは、バレてしまうのは仕方ないことですが、お二方の役職までは言わないで大丈夫ですので。一応、こちらでは、整備部とクラ爺、ラエルご一家だけの秘密ということにしてありますので。」
ルフォン様の女性らしいというか、女の子らしい一面が凄く出ていて、なんだかとても新鮮でした。
それを見ているガブリール様は、とても嬉しそうな感じで、楽し気でした。
アス姐は、新しいファンに動揺も何もせずにいつもと変わらない感じでしたけどね。
「管理部には、本当に伝えないでいいの?」
「うーん、伝えてもいいんですけど、余計な緊張や心配を増やして、シャイン様がポカしたりするとレイティア様がフォローするので、研修に響くとまずいかと思いまして…。」
「あー。確かに。レイちゃんは大丈夫だけど、シャイちゃんは、ポカしそうだわ。それにレイちゃんなら、何となくでお二方の正体に気付くだろうし、シャイちゃんもあれでいて、観察眼は優れているから、もしかしたら、すぐに見抜くかもしれないわね。でも、その方が自然と緊張せずに済むだろうから、そっちの方がいいわね。」
「シャイン様の場合は、見抜いた方がポカしないんですよ。事前に知らせるとポカをして、周囲にも楽しい影響が出るので、今回は研修中でもあるので、そこは避けたいなぁ~っと思った次第なんです。」
「流石はアニスね。あの二人のこともよく解ってるわ。じゃあ、ルーモ主任と私も普段通りに接するから、気にしなくていいのね。」
「はい。いつも通りでお願いします。研修では無く、見学のお客様ということだけ、間違えないでくださいね。」
「了解。それじゃ、私は先に整備官室に行ってから、臨時朝礼に出るから。お二人共、また後でね。」
「はい。アス姐様。また後でお会いできるのを楽しみしております。」
「アス様、また後程。」
そうして、アス姐は整備官室へと向かっていきました。
私はお二方を連れて、管理官室へ。
レイティア様とシャイン様はお二方を見て、直感で上級天族のかなり高位の方であることをすぐに見抜いたようでした。
「お初にお目にかかります。私の名はルフォンと申します。ここに来て3日目に挨拶と言う失礼な振る舞いにはどうかご容赦頂ければ幸いです。」
「同じく、お初にお目にかかりますわね。私の名はガブリールと申します。気軽にガブちゃんと呼んでくださいね。」
「私は、ここ、大樹の丘の管理整備棟の上位管理官を務めておりますレイティアと申します。お二方の体調のご様子は伺っておりますので、お気になさらずに大丈夫です。残り三日だけですが、大樹の丘を自由に見学してください。」
「えっと、私は、大樹の丘の管理補佐官を務めているシャインと申します。何か御用の際は、私に申して頂ければ幸いです。研修生とはなるべく会わないようにとのことでしたが、なにか御用があれば、お伝えするなり、研修風景を見ることは可能ですので、遠慮せずに申し出てくださいね。」
「「ありがとうございます。」」
「それでは、後程、臨時朝礼を行いますので、お二方には簡単な挨拶をして貰うことになりますが、宜しくお願いしますね。見学の際は、アニスとシャインが一緒に付いて回りますので、この二人が何かしでかしたら、容赦なくご報告して頂けると幸いです。」
「レイティア様、それはまた私が何かポカをすることを望んでおられるのですか?」
「シャイン、アニスとお二方の前で自らポカをするような発言はおよしなさい。」
「はい。申し訳ありません。お二方に何かご迷惑を掛けるようなことはしないように気をつけますので、宜しくお願いしますね。」
「こちらこそ、宜しくお願いしますね。シャイン様。」
「ご迷惑だなんてとんでもないですわ。大丈夫ですよ。シャイン様。私達のことを宜しくお願いしますね。」
んー、なんだか、見えない圧力的な言動にシャイン様が少し動揺しているような気もするけど、まぁ、私がフォローすればいいことだし、問題は無いんだけど、レイティア様から「フォローは無しね。」って言う合図が出る前に、ここから退散しないと。
「それでは、一旦、失礼しますね。お二方、臨時朝礼の間まで少し時間がありますので、客室に戻りましょうか。」
「はい。アニス様。では、お二方、臨時朝礼の場でまたお会いしましょう。」
「お二方、失礼致しますね。それでは、また後程。」
こうして、管理官室を後にするとシャイン様は、少しホッとしたような感じに見えました。
レイティア様は私の考えを読み取っていたみたいで、あえて合図は出さなかったみたいでした。
まぁ、直感とお二方の名前で、正体に気付かれているとは思うので、これ以上の詮索等は無用なのです。
臨時朝礼の間まで時間があるので、管理整備棟内にある現在、お二方が宿泊している客人用宿泊室へ。
そこで、昨日、私と同様にアス姐にルフォン様が針治療を行った経緯を伺いました。
「アス姐から聞いたんですが、私と同様にルフォン様もアス姐に針治療を受けたと伺ったんですが、その後、容態は大丈夫でしょうか?」
「はい。お陰様で、
「それはなにより。私はあえて、最終的に自然治癒の形を取ったので、きちんと完全回復はさせてなかったのです。それで、あの試練の際に新たな力が開花するとは思っておらず、私の先読み不足でご迷惑をかけてしまい、申し訳ありません。」
「そうだったのですか…。でも、アス姐様に針治療を行って頂いたお陰で、本当に大丈夫ですので、お気になさらずに。全ては私の未熟さが招いたのが原因なのですから…。」
「昨日は、私もアス姐に針治療を受けて、5針で一日、ぐっすり熟睡してしまい、疲労等が一気に回復したので、私も心身ともに万端なんですよ。」
「アニス様は、あの針治療を5針も受けたのですか…。私は3針で限界でしたのに…。」
「ルフォンちゃんは、2針で二回昇天してしたものね。3針目でぐったりと倒れちゃったものね…。」
「ガブリール様は、治療は受けなかったのですか?」
「私は、自己の治癒天術で治し終わった後だったので、針治療は遠慮させてもらったのですのよ。だから、横で見て頂けなのです。それとアニス様、私のことはガブちゃんとお呼びください。」
「はぁ、わかりました。ガブちゃんですね。ルフォン様は何とお呼びすればいいですか?」
「私如き、アニス様に様付けで呼ばれること自体おこがましいので、ルフォンと呼び捨てして頂いて構いません。」
「では、ガブちゃんにフォンちゃんでいいかな。ミカ様もちゃん付けで呼ぶように言われていたから…、仕方ないわよね。」
「まぁ、フォンちゃんって素敵な呼び方ですね。私もこれからルフォンのことをフォンちゃんって呼びますね。」
「ガブ、その呼び方は、お願いだから、やめて欲しいんだけど…。」
「アニス様、いいですわよね?」
「そうですね。親近感を増す為にもいいと思いますよ。」
「ズルいわ!ガブ、アニス様を味方につけるだなんて…。」
「お二方とも、私を様付けで呼ぶのは、出来ればやめて欲しいのですけど、無理なんですよね。」
「「はい。当然のことです! 私達より上の立場でありますし、我々よりも強き方を様付けせずに名前を呼ぶなどおこがましい限りですので。」」
やっぱり、この反応になるのね。
そして、息ピッタリに同じことを言うなんて…。やっぱり、なんだかんだで仲がいいのよね。このお二方は。
それにしても、魔族の方も天族の方も、立場や強さなどを第一に考えるのね。
本来なら、私なんて、普通の人の子なのに。
それが普通に古式術が扱えて、精霊さん達とお友達なだけなんだけど、他から見れば、それが普通ではないということなのかしらね。
まぁ、古式術に関しては、ひたすら隠してきたことだし、精霊さんとお友達になったのは、
それまでは、普通の人の子で、整備術は普通よりちょっと上ってだけだったんだけど、色々と成長したってことよね。
ルーシェ様が言う、人の子に限り、与えられた未知なる可能性か…。
うーん、難しいことを考えても仕方ないし、私は私なんだから。
「さて、お二方とも、そろそろ朝礼の時間ですから、大樹の前に移動しましょうかね。」
「「はい。わかりました。」」
お二方を連れて、朝礼が行われる大樹の前へとお連れしました。
臨時朝礼が始まり、大樹の丘に正式にお客様として今日より3日間、見学されることなどをレイティア様より発表されることに。
そして、お二方の挨拶が始まりました。
ガブリール様から挨拶をされるみたいで、皆の前に一歩出て来られました。
「大樹の丘の皆様、唐突な訪問にも関わらず、客人としてお招きいただき、大変、感謝しております。私の名はガブリールと申します。気軽にガブちゃんとお呼びください。本日より3日のわずかの間ですが、宜しくお願い足しますね。」
次にルフォン様が前に出られて、挨拶を始める。
「大樹の丘の皆様、私どもを客人としてお招きいただき、誠に感謝しております。私の名はルフォンと申します。本日より3日の間、いろいろとご迷惑をお掛けするかもしれませんが、どうか宜しくお願い致します。」
この2人の挨拶に対して、不満を漏らす者は一人もおらず、お二方の美しさに魅かれていたのは言うまでもありません。
お二方の挨拶の後、レイティア様より見学の付き添いが発表されました。
私とシャイン様が付き添いという発表には、多少、驚かれていた職員の皆様でしたが、レイティア様のフォローのお言葉もあり、シャイン様がポカしないように職員全員が心の中で思ったのだろうなぁ~と言う感じでした。
当の本人は、緊張していたので、気にされた様子は無かったので、ある意味で一安心です。
クラ爺は、きっと大樹の上から、この風景を見て、微笑んでいるんだろうなぁ~。
シャイン様がポカしないように私がフォローすればいいだけど、その心配は皆無だと思ってるのは、私だけなんだろうけど…。
こうして、大樹の丘に正式に新たな客人が招かれた本日なのでありました。
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