紅き龍棲の玉座 設定、用語集、及び登場人物一覧
五月雨輝
登場人物
登場人物 リューシス陣営 1
リューシスパール・アランシエフ
21歳。ローヤン人。頭髪は赤毛混じりの褐色、瞳の色は褐色。
ローヤン帝国の第一皇子。元々は皇太子であったが、諸事情により廃されている。だが、元々帝位に全く興味がないので、皇太子でなくなったことについては喜んでいる。
帝位に興味が無いのと同様、政治にもほとんど無関心で、できれば毎日遊んで気楽に暮らしたいと思っているが、軍才があることが明らかになって以後、将帥として戦場に駆り出されるようになっている。
軍事的才能は傑出したものがあり、大軍を手足の如く自在に動かし、戦術にも天才的なものがある。しかし政治センスは皆無で、戦略や権謀術数にも疎いところがある。いい加減なところがあるので時々失敗もし、金銭感覚も大きく欠如している。
仲間や部下を大切にするので多くの部下に慕われているが、その金銭感覚の無さや遊蕩癖などは皆に呆れられてもいる。
身長体格は並で、武芸の腕も普通であるが、
ローヤンが滅亡させたフェイリン国の姫を娶っていたが、すでに離縁している。
愛用の長剣にはローヤン双龍紋が刻まれており、その号は"レイフィーズ"。
好きな食べ物は羊の干し肉、空芯菜、汁のある麺類、麦酒。嫌いな食べ物はあんかけをかけた料理と梨。梨が嫌いなのは、食感がパサパサしているから。
甲冑は白銀色で、戦袍は紅。セーリン川の戦い以後、畏怖と敬意を込めて、ガルシャワから"ローヤンの閃光"と渾名されている。
ローヤン帝国領北西、ランファンの地に別封を受けており、ランファン王に封ぜられている。
バーレン・ショウ
23歳。ハンウェイ人。頭髪は長く、色は黒、瞳の色も黒。
リューシスの忠実な部下であり仲間。長身で武芸全般に通じている豪勇の士。最も得意なのは槍。甲冑は蒼い色のものを愛用。
元々はアンラードの下町の不良少年集団のボス。基本的にはクールな性格であるが、いざとなればネイマンと同様に熱くなることがある。
戦争孤児で、幼少期は孤児院で育った。好き嫌いは一切無いが、好きな料理は魚の唐辛子煮込み。
女性によくもてるが、それをネイマンらに妬まれている。
ネイマン・フォウコウ
23歳。ハンウェイ人。頭髪は長めの巻き髪で、色は黒、瞳の色も黒。角ばった顔で目が大きく、ギョロ目とよく言われる。
リューシスの忠実な部下であり仲間。バーレンよりも長身で筋骨隆々の体躯を持つ猛者。特大の大刀を主武器としている。
バーレンと同じく、元々はアンラードの下町の不良少年集団のボス。実は裕福な家の出であるが、諸事情により実家とは絶縁している。
頭を使うことは苦手で、直情径行の激情家だが、リューシスの言動への突っ込み役でもある。好きな食べ物は牛肉で、嫌いな食べ物は茄子。茄子が嫌いな理由は、形が何となく気に食わないから、らしい。
バーレンがもてることが気にいらない。
イェダー・ロウ
22歳。ハンウェイ人。頭髪の色は濃い褐色。瞳の色も濃い褐色。
リューシスの忠実な部下であり仲間。リューシス一党の中では最も真面目な性格であるが、熱血漢でもある。
代々ローヤン帝国の将軍を務めて来た名門の家の出で、ローヤン政府の正式な試験と訓練を経て、正規の将校となっている。優秀で真面目な性格である上にリューシスと歳が近いことから、リューシスの部下につけられ、親衛隊の隊長を任されているが、個人的にもリューシスに惚れ込んでいる。
身長体格は並であるが、戟の達人である。部隊を動かすことに長けており、リューシスの信頼が篤い。
既婚者で、妻と息子がいる。好きな食べ物は白米。嫌いな食べ物は無いが、酸っぱい物が少々苦手。ムッツリスケベと言う噂がある。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます