「ホルマリン」
煩先生
脳天が痺れた
貴い夏だった
完璧な科白は
熱学を宿した
絵葉書の灰は
星空に離散し
冷たい名前を
裡で否決した
感性が暴れた
幼い翅だった
深刻な亀裂は
健羨を遺した
真理値の波は
認識に和合し
睡たい無間を
夢で浪費した
「ホルマリン」 煩先生 @wazurai
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます