カメリアへの応援コメント
自分の好みはこのお話かなと思います。ちょっと哲学的な匂いがして、いろんな解釈ができそうで面白い。本当は素直なストーリーなのかもしれません。
カクヨムに登録して初期の頃に読んだので時間が経っていつしか勝手に、出てくる女の子は男の子で、カメリアは女のひとだと思い込んでいました。
久しぶりに読んでみてカメリアは中性的ともあしながおじさんと少女とも捉えることが可能だなと思いましたが、どれもしっくりこない。これはこれ。
このすんなりと飲み込めない、言葉のざらつきが、モノクロの世界に咲く赤黒い花という固定された一枚の絵となって、再び脳裏に浮かび上がります。
最初に読んだ時の、屋敷も生物も字の印象と語りから、機械(ゼンマイ)仕掛けのようだと、そのまま思い描いた画をはっきり思い出しました。
機械っぽいというより、その逆でなんかちょっと生々しい。そんな不思議さがあると思いました。それを描ききっていること。
破綻なく完成された世界観がきっと好きなのです。
(ここまで書いてきた言葉が最後にちょっと純粋で熱量に乏しく肩透かしをくった気がしたのですが、これは完全に好みを盛った解釈のせいです。昔つけた星が少ないのは勝手に物足りなさを感じたのだと思います)
作者からの返信
作者の意図しない形での解釈も、描ききれないような壮大な世界すらも想像で広げられる。そのような奥行きは素晴らしいものですね。
まあどのような解釈でもいいのです。
最後がある意味あっさりとしていることには理由がありますが、それこそ言う方が野暮でしょうね。
ありがとうございました。
カメリアへの応援コメント
短い物語だからこそ、行間って大切なんだなと後で思わせられた作品でした。
先月まで職場に飾られていた大きなカボチャのハロウィン人形。
子供たちに突撃されたり抱き着かれたり、閉店時には疲れている様子を見ては『お疲れ様』と声を掛けていましたが、物言わぬ存在が本当に何も考えていないとは限らない。
もしもこんな風に考えていたら……
そう言う意味ではこの物語は切なくも優しい物語だと思わせられる作品でした。待ち人に出会えてよかったねと。帰って来るまで咲き続けて来たカメリアを褒めてあげたいです。
とても勉強になる作品でした。
作者からの返信
物言わぬ物質にも意思があったのなら……ってふと考えてしまいますよね。
カボチャのハロウィン人形にも物語があって、子供との交流には思いがけない意味を抱いたのかもしれませんね。
少しでも何か心に残ることがあったのであれば、とても嬉しいです。
ありがとうございました。
カメリアへの応援コメント
そう言えば、小学生のころ樹になりたいと思ってました。子供らしい幻想ではなく、哲学的な悩みにくじけそうだったのです。
カメリアは首から落ちる花ではなかったっけ? 首筋がすうすうします。(きになる)
樹木の寿命はこんなに長大だったのだなあ。
生命のありかた。寄り添う人との想い出が表現されてると思いました。
なんてくるおしいんだろう。
作者からの返信
子供の時に思う突拍子のない願望というのも、今思えば貴重かもしれませんね。
というより、一体どんな悩みが、と思わず心配してしまいます。
仰る通り、花びら一枚一枚が散っていくのではなく、首が折れるように花がそのまま散っていきます。
そういって頂けて、嬉しいです。
カメリアの想いを表現できていればと、思います。
カメリアへの応援コメント
奈月沙耶様の小説より飛んでまいりました。
つっこさんとはセンスが好きすぎて、思わずどちらもすぐに読ませて頂きました。やはり、切なくも余韻の残る幕引きですね。
長閑な庭先で切った髪を箒か何かで掃除する侍女の姿まで思い浮かびました。台詞は少ないのに、描写だけで心情が推し量れるように感じます。
カメリアの「突然止まって動かなくなっても……」という気持ちがひしひしと伝わってきました。義足が機械仕掛けなのも、生命を機械のように感じる感性を想起させて上手だなぁ。と感心しました。とても素敵なお話でした。