正しいブラジャーの、すすめ

フロントホックブラは便利そうだが、やめておけ

　えー、今回は、フロントホックブラをディスります。

　フロントホックブラには、愛はありません。トラウマしかないです。

　これは、エッセイですから、私の所見偏見MAXでも、全然オッケーですよね。　あ、フロントホックブラ愛用者様は、ブラバでお願いたします。

　あくまで、こんなトラウマハプニングを生んだフロントホックブラはやめておけという回ですから！！

　前置きはこのくらいにいたしまして、そもそもフロントホックブラってなんぞという方のために、フロントホックブラの説明をざっくりとします。

　フロントホックブラは、その名前の通り通常後ろにあるホックが前にあるタイプ。

　以上！

　前ってどこかって？　そんなもの、谷間に決まってます。

　谷間の部分に、パチンと留めるタイプのホックが、一つだけ。

　いいですか、一つだけなのです。

　通常の後ろで留めるタイプでは、二列か、三列、アンダーのサイズにあわせて調節できるようになってます。だいたい、５cmほど、調節できるはずです。

　ですが、フロントホックブラは、一つだけで、アンダーのサイズに合わせて調節できない。

　アンダーバストは、体重の増減で変わります。

　ホックで、調節できないのが、デメリットの一つ。

　それから、フロントホックブラは、谷間を作るための寄せる力が弱いのです。

　寄せて上げる谷間メイクのブラが主流となっている現代では、見た目的にも需要に即していないのです。

　これは、パートナーに脱がせてもらいやすいという狙いで購入する方も、ちょっと考えてもらいたいところです。

　それから、脱がせやすいのではと安易に考えている男性も、私個人として萎えてほしいところです。もちろん、脇に流れるおっぱいが好きだという方もいると思いますので、そういうカップルには、逆にフロントホックブラはオススメした方がいいかもしれません。

　「寄せて上げて谷間を美しく」という美的概念がメジャーとなっている現代では、これもデメリットの一つだと思います。

　サイズの微調整ができない。

　谷間が美しくない。

　ここまで、２つのデメリットをあげました。

　最後に、私にトラウマを与えた実体験にもとづくデメリットを。

　私が、中学生の頃、一時期、なぜか母にフロントホックブラを勧められたことがありました。

　詳しいことは覚えていませんが、ある日、学校でパキってホックが壊れた事がありました。

　通常のブラだったら、まずホックが壊れるなんてことはない。外れることはあるけど、その時は何食わぬ顔でトイレの個室に急いでつけ直せばいいだけのこと。

　けれども、フロントホックブラのホックは壊れるんです。

　おそらく、プラスチック製かなにかで、無理な動きをしたのかもしれません。だって、中学生ですもん。

　レアなケースだとは思いますが、たった一つしかないホックが壊れたら、どうしようもない。

　ぶっちゃけ、ホックが壊れたことははっきりと覚えているのですが、その前後の記憶がない。空白になるくらいのトラウマがあったのかどうかもわからない。

　たいしたオチがなくて申し訳ないですけど、壊れたことがトラウマなのです。以降、私はフロントホックブラを信用できない。

　というわけで、３つめのデメリットは、ホックが壊れる場合もある、でした。

　まぁ、メリットなんて、前で止められる。ただその一点のみなので、ほとんどネットくらいしかみかけなくなったフロントホックブラを、あえて選ぶこともないと思います。

　勝負下着に選ぶにしても、脇に流れるのでは、ちょっととオススメできないです。

　なので、フロントホックブラは便利そうだが、やめておけ。

　私の偏見あるフロントホック談義のオチは、こうなります。

（いいよね、エッセイなんだし）

　あ、ネタ切れ中なので、なにかコメントとかくれたら、もしかしたら採用させていただくかもです。