Hello world 【創作論】
恵本正雪
創作初心研究
自己紹介と挨拶 1,160文字
こんにちは。
この『
名前を決めたのは2017年9月25日で、つい昨日の事であります。まだ私自身も見慣れていない名前なので、カクヨムのプロフィールを開くたびに、「正雪さんってどんな人だろう」と、自分の事ながら他人事のように人格を探っております。
さて、名前はさておき、私の書き物遍歴を簡単に紹介致します。学校の課題以外で、初めて他人に自分の創作物を発表したのが、10年前の携帯サイト上の事でした。当時、携帯電話向けのホームページ、写真投稿や日記を書きながら友人達と共同管理するという文化が流行っておりました。iモード全盛期ですね。
私は個人で詩のサイトを作って運営しておりました。作品数は50くらいで、エッセイ的なものは1年分くらいはあったと思います。現在、どんなに頑張って検索しても当時のワードの一欠片もヒットしません。編集されなくなったサイト、アクセスがないサイト、管理されなくなったサイト達は、容赦なく消えていきます。終末思想な私は、情報世界の滅亡の心配と共に、人類世界の滅亡も非常に心配しております。
創作といえば詩専門だった私ですが、なぜ詩だったのか。詩のいいところを挙げていきますと、まず言葉の響きを組み合わせるのが楽しいです。小説のように構成を悩む時間も圧倒的に少ない。つれづれなるままに、散文的に垂れ流すだけでも満足できる。絵や作曲等に比べて金がいっさいかからない、道具もいらない。短くても言葉たちの空気や世界や存在感を示せます。むしろ短いからこそ、選び抜いた言葉に力が宿る気がします。
小説に苦手意識しかなかった私が、物語作成に挑戦(あくまで脳内物語)し始めたのは3,4年前くらいからでしょうか。ごく一部の人間しか到達しないであろう、オリジナルの物語を一から作りたい気持ちの世界。そのごく一部の(物語を書きたい)人間の世界に、気づいたら私も足を踏み入れているのでした。
なぜなのか。
おそらく、私が物語を書きたくなった原因は、夢日記を書き始めたからではないかと推測します。夢の流れを文字に起こす作業を続けていくと、かなりカオスな短編集が出来上がります。ありえない状況が次々に現れ、その状況の理由を辿りつつ、分析しているとき、人間にとって物語性とは何かという事を考えるようになりました。
エピソードの構造を比較したり、キャラ設定を練ってみたり、そうこうするうちに、いつの間にか妄想を物語化する癖がついてきました。
そんなこんなで、物語を書くのが好きになった私が、とうとうたどり着いたカクヨムというサイト。楽しんで書いていこうと思います。日記だけで終わらないよう、思い励みながら、心に任せながら。
かしこ
2017年9月26日
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