ぼくが

@koukiru

一人

ぼくは一人、暗い川辺の道を歩く

あちらこちらをきょろきょろと何かを探すように

ぼくは自然が好きだ。美しいものが好きだ。人は好きだった。話すことも好きだった

一人でこの道を歩くとぼくの好きなものしかない、灯りの無い夜道だからこそわかるものがある

川を流れる水の音、虫の音、風にそよぐ雑草、綺麗な星空

それらを感じながらぼくは頭のなかで

この感性はきっと父の影響だろうな。と

なにかしら考えを起こしている

ぼくは一人、歩く


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