第15話 おーりぃでちゅ!

 サーペントのオリビアに乗って川を下り始めたが、すぐに日が暮れるはじめたので川岸で一泊する。


 夕食

  俺とマリー:焼肉

  オリビア:大ムカデ×3


 次の日は、朝早くから川を下り始める。


 朝食

  俺とマリー:木の実のパンとフルーツジュース

  オリビア:ジャイアントスパイダー×4


 更に昼の時間まで下ったが、まだまだ海にはでなさそう。


 昼食

  俺とマリー:鳥肉の唐揚げと山芋のフライ

  オリビア:ビックアント×12


 「・・・じゃ。」

 「なんじゃ!なんじゃ!改善を要望するのじゃ!」

 「お。オリビア様、いきなりどうされたのですか?」

 「わしが虫で、お前たちはこじゃれた物を食っておるのじゃ!」


 「オリビア様の大きな体の量は、さすがに作れません。」

 (まーぃのアイテムボックスにアカママの狩った動物や川を下る際にとった魚が大量に・・・ひみつでちゅ)

 「食事の際は、小さくなるから同じものをよこすのじゃ!」

 (小さくなれるんでちゅか?)


 「“よこす”ですか?オリビア様と契約したのはスキヤキちゃんで私とは一切関係ないのですよ。」

 「うぐぅ・・・くださいなのじゃ。」

 「はい。よろしい。」

 「小さくなるのじゃ!」


 ≪生物変化≫


 オリビアはもわもわっと煙を出すと、10歳くらいの女の子にへんげした。


 「きゃ!かわいい!」ハグ

 (まーぃ、ちょろいでちゅ!)


 「おーりぃって、ロリババァだったんだね?」

 「ババァじゃないわ!龍族にとって2000歳など、まだまだ、ひよっこじゃわい。」

 (お年寄り20人分でちゅ!)


 オリビアは念動力を使用して、一緒に昼食をとった。


 3時にマリーが用意したおやつの果実のタルトも駄々をこねて、

 3食永眠おやつ付き(マリーの気分しだい)になった。


 ちなみに、これだけ喋って変化して念動力つかっても、寝てるらしい・・・

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