水泳
僕が、目を覚ますと。
目の前には、なんということだろうか。
水着姿の妹がいた。
「早く行きますよ。そんなところで、座っていないで!」
「あ、はい!」
そして、プール。
「あ!やっと来ましたね!」
あ、あれは確か、委員長的な子か。
「あ、すいませんでした」
「もう。綺堂様が、兄様のことが好きなのは、知っていますけど、そういうのは、家に帰ってからにしてください」
「え?僕のこと好きなの?」
「あ!え!えーと、そのー、あれですよ!恋愛的にじゃなくて、兄弟的にって!」
「そうか」
妹がなにか危ない方向に行ってしまっているのではないかと思ってしまったよ。
「え、でも、綺堂様は、将来は」
「わあああわくぁあああ!」
妹が騒いだせいでなにを言っているのかわからなかった。
「そ、そんなことは、置いといて!さ!早く、綺堂先生は、水泳の授業を始めてください!」
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