僕が妹の先生になった。
夏蓮
夢
僕の夢は、教師だ。
教師になりたいと思ったのは、もう、10年も前の話になる。
あれは、まだ僕が小学校6年生の時だった。
ある人にこんなことを言われた。
──君の夢はなんだね?
と。その時には、その問に答えることは、出来なかったけれど、その時に僕の夢は、決まったんだと思う。教師になるって。
今でも、なんで教師なんて目指しているのかわかんない。でも、あの人の言葉が
──君の夢はなんだね?
という言葉が、なにか僕にきっかけをくれて、そして、僕はそのもらったきっかけをしっかりと、活用し、教師になるって決めたんだと思う。だから、何故、教師になりたいのかの理由はわかんないくても、あの時自分自身で決めた夢なんだから絶対に叶えてみせる。
だから、僕は今日も大学にいき、勉強をしいいるんだと思う。
そして、季節は巡り、遂に教員採用試験の当日になっていった。
そして、家を出ようとした時に一本の電話がきた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます