No.17

本当は君の願いを叶えてあげたかった。


僕の願いと、君の願いが一緒だったら良いな


ずっと思っていたのに。



まさかこんな事になるだなんて、


僕は思っていなくてさ。



本当にごめんね。


君の願いを叶えるなんて、


軽々しく言ったのにね




君は僕の願いを叶えてくれたから。


きっといつか


叶えてみせるよ。



君の願いを。


僕は…カミサマだから。




『サヨナラ…』


僕の身体は無数の光になって


元ある場所へ散り散りに飛んでいった。

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