No.13

嗚呼、君が僕を呼んでいる。


行かなきゃ行けないのに


身体が動いてくれない。



君は、なんて言ってるの?


君は、何を願ったの?


カミサマ……“僕”の最期の願い。




“あの子と、


出来る限りで良いから話をさせて”




どうやらカミサマには、


ちょっとした特権があるみたい。


身体は動かないけど、


君の心に話し掛けられる。


君の声が…心が…聴きたいな。



『ごめんね。君にそんな思い、


     させたくは無かったのにな』

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