第23話 ダメ姉は、読書する
世間って、広いようで滅茶苦茶狭い。
「……まさかこれを叔母さんが書いてたなんてね…」
「……今更ですが、私たちって叔母さまが何の本を書いているか聞いたことなんてありませんでしたね」
ご飯も食べお風呂も済ませ、約束通り二人で本を読むために私の部屋へと遊びに来てくれたコマ。そのコマと買ってきた例の小説を見つめ、共に思わず苦笑いをしてしまう。
何という灯台下暗し。一つ屋根の下に同じ本の愛読者がいたと思ったら、その本の作者までいるって一体何の冗談なんだ。
「しかもあろうことか私たちをモデルに書いてたなんて……どういうことなの……?」
「親近感が沸くはずですよね。何せ、自分たちの日常を書かれていたのですから」
試しに部屋に置いてあるコメイ先生の―――いや、叔母さんの書いた双子姉妹恋愛小説シリーズをパラパラと今更ながら読み返してみると。
「えーっと……例えば……あ、あった。ほらコマ、ここ見て。ここの話って多分去年の……」
「……ですね。多少のアレンジはされてはいますけど、去年私と姉さまと叔母さまの三人で旅行に行った時の話です」
こんな具合だ。流石にそのまま私たちの事を書かれているわけじゃないんだけれど、でも注意深く読んでみるとそこには私たちに身に覚えがあり過ぎることばっかり書かれている。
※この物語はノンフィクションです。登場している団体名・地名・人物などは全て現実と関係あります―――なんてあとがきに書かれてないか正直ひやひやしたよ私……
これは一体どういうことかと編集さんがお帰りになった後、叔母さんに
で、酒に酔った勢いで書き連ね、編集さんに『新作出来たぞ』と提出。編集さんも『これで行きましょう』とOKサインを出したとか。
一応酔いが醒めた後は私とコマに悪いとは思ってはいたものの、そこそこ人気も出てきてそのままズルズルと執筆を続けてしまい気づいた時にはシリーズ化。そんなわけでこれはもう引くに引けなくなっちゃったのが事の真相だそうだ。
「……全く。もっと早く言ってくれれば良かったのにね」
「そうですね……せめて一言言ってくだされば応援もしましたのに」
……これでも叔母さんの職業に理解はある。ちゃんと許可取ってくれたなら私たちも怒ったりはしないし、それに知っていればわざわざ叔母さんの本を二人で買う必要も無かったわけで。
だって本人から直接読ませてもらえば良いだけだもん。ホント今まで勿体ない事しちゃってたんだなぁ。
「今度からは新作出たら叔母さんに本を貰おうね。えっと何だっけ?よく知らないけど、こういうのってタダで叔母さんのところに本が送られてくるんでしょ?」
「著者献本の事ですか?そうですね。……ちょっぴりズルいでしょうけど、頂いちゃいましょうか♪」
とりあえずモデル代兼今まで黙っていた謝罪を込めて今月の小遣いを1.5倍にアップしてもらい、叔母さんには反省も込めて一週間禁酒。以後私やコマをモデルにするなら編集さんだけじゃなくて私たちもちゃんとチェックするという形で和解することにした。
……ホントは勝手にコマのプライベートを描かれていたわけだからもっと怒る場面かもしれないけれど、どういう経緯であれ叔母さんが書いている小説自体は私もコマも好きだからこれくらいで許してやろうじゃないか。
「そ、それはさておき。ね、ねえコマ……?」
「?はい、何でしょうか?」
「そ、そろそろ……叔母さんの最新刊……ふ、二人で……読まない?」
まあ、叔母さんのことはぶっちゃけ今はもうどうでもいい。今一番大事なのは―――コマと二人で一緒にイチャイチャしながら本を読むことだけだ。
「あ、そうですね。私も楽しみにしていましたし……ではそろそろ始めましょうか」
「うんうん!私も超楽しみにしてたよ!さあやろう!今すぐに!」
待ってましたとばかりに乗り出す私。コマと帰り道で約束した通り、今夜は二人で読書タイムだ。
二人隣に並んで本を読むなんてこと、小学校の低学年以来もう随分とやっていない。だから煩悩全開の私は(主にハプニング・ラッキースケベなイベントが起こるように)期待に胸を膨らませているのである。
「(何せ二人で並んで読むわけだし、お互いの距離が近すぎて手が触れ合ったり…あわよくばちょっと手が滑って胸元とかお尻にタッチしちゃう事故も起こす―――じゃない、起きる可能性だって十分あるわけで。…………ふへへへへ……読書って最高だわ……!)」
「……あ、あの姉さま……どうかなさいました?鼻血が滝のように流れ出ていますけど……?」
「…………気にしないで。ちょっとお風呂でのぼせただけだから」
抑えきれない妄想爆発。思春期なのよ、許してコマ。
「さあ、コマ。遠慮せずにどうぞー!」
「はい。では……失礼しますね姉さま」
とりあえず一旦止血をしたのち、気持ち悪い笑顔のままポンポンと私の隣のクッションを叩いてコマを誘う私。
「……って、あれ?コマ?どこ行くの?」
するとどうしたことかコマ選手。私の隣をスルーして何故か私の真後ろに回り込みそのままちょこんと座ってしまう。……何で後ろ?
「あの、コマ?どうして私の後ろに―――」
「えーい」
「うおっ……!?」
呆気にとられる私をよそに、そのままコマは私の肩を掴み引き寄せる。予想外のコマの動きに全く対応できず、吸い寄せられるようにコマの胸の中に納まってしまう私。
「え…?え…!?」
「さ、姉さま始めましょうね」
納まったのを確認すると、そのままコマは何でもないように自然に自分の腕を私の前に回して叔母さんの新作を開いてくれる。
こっ……これ、これってまさか……!?
「(な、なろ抱きだとぉ!?)」
※なろ抱き:後ろから抱きしめられるタイプのハグ。女の子が一生に一回はやられてみたいシチュエーション上位に入る抱きしめ方と噂に名高い奴。
…………ま、まって……ちょっと待って。これなに……?わた、わたしの予想を遥かに超えてしゅごいことされていないか!?
と、隣で一緒に本読むんじゃなかったの?な、なんで私こんな死ぬほど嬉しい事されちゃってるの!?いや、さっきは確かにハプニングでコマにお触り―――もとい、スキンシップできるチャンスが来ないかなー……なんて期待していた私だけど、それどころの話じゃないぞコレ!?
「あら?姉さまどうなさいましたか?耳たぶが真っ赤じゃないですか」
「あああ、あの、コマさん?こ、これは一体?ほ、本を読むのではなかったのでせうか……?」
「え?読みますけど……何か変ですか?」
「い、いやホラ……昔みたいに一緒に本読むんじゃなかったのかなーって……」
「???」
私の質問に心底不思議そうな表情を見せるコマ。
「……えっと。昔はこんな感じで、本を読む時は姉さまに抱っこしてもらってましたよね……?覚えていませんか?」
私が、コマを、抱っこだと……!?
「い、いやいやいや!?私こんな畏れ多いことしてたっけ!?」
「はい。やっていただきましたよ」
ハッキリ肯定するコマ。バカな…?いくら私の記憶力がダメダメな性能とは言え、こんな嬉し恥ずかし至高の行為を覚えていないはずは無い。
私の脳内データベースにそんな記憶は一切記録されていないんだけど一体小学何年生くらいの話なんだコマ……?
「そ、それいつの頃?」
「えっと…あれは―――そう、幼稚園くらいの頃ですかね」
「……ようちえん?」
「はい。絵本を読む時はいつも姉さまがこうしてくれましたよ」
「……昔って……幼稚園の頃ォ!?」
そう言われて思い返す。い、言われてみれば確かに幼稚園の時はそんなことしていた気もしなくもない。流石に小さすぎてちょっと記憶が朧気だけど……今コマがやってくれているように自分の膝の上にコマを座らせて一緒に絵本を読んでいたような……
そ、そうか。何か話の内容が嚙み合わなくて変だなって思ったら私とコマの認識が違っていたようだ。……つーかその頃の私って、こんなレベルの高いことを平気でやってたのか……羨ましいぞ昔の私。
「……あの。も、もしかして私ったら何か酷い勘違いをしちゃっているのでしょうか……?姉さまはこんなことされるのはお嫌で……?」
「えっ!?い、いやあのその……」
「……そうですか。そうだったのですね。すみません姉さま。お嫌でしたでしょう?今すぐ離れますので……」
私の動揺からコマも何かおかしいと気づいたようで、すぐ後ろでしょんぼりと私から離れようとするコマ
い、いかん……唐突過ぎて脳の処理が追いつかずにフリーズしかけていたけど、しっかりしろ私。こんな幸せシチュエーションは死んでも逃せないだろうが。
「いや!いやいや待って違うの!コマは間違ってないし全然おかしくないし嫌どころかバッチ来いって感じだよ!嬉しすぎて混乱してただけだからね!」
「そうですか?それなら良かった」
私から離れていきそうなコマを必死に引き留める。
「では姉さま。早速読みましょうか。姉さまの読むタイミングに合わせますので、次のページにいきたい時は教えてくださいね」
「お、お手柔らかに……こ、コマの読むペースで良いからね……」
逸る気持ちと興奮と鼻血を何とか抑えつつ、コマに抱かれながら二人三脚読書が今スタートする。まずは一ページ目の目次から。
「私たちがモデルになっているって意識して読むと、何だかちょっと恥ずかしいですね。ドキドキしちゃいます」
「ああうん……私もドキドキしっぱなしだよ……」
私の場合は小説の内容にドキドキしてるんじゃなくてこの状況に、だけど。……ダメだ、読書に集中しろ私。こんな調子で大丈夫か?
「と、とりあえず目次は良いよね?次行くねコマ」
「はいです」
早くも不安になりながらもぺらりと捲って次のページに移行して本格的に読み始める。
「……あ。ここのお話ってもしかしてお正月に初詣に行った時のお話ですかね?あの時は参拝客の皆さまが大勢で参拝するのがとても大変でしたね」
「う、ん……めちゃくちゃ大変だよね……」
マジで大変だ……何せ興奮しすぎてちょっとでも気を抜けば鼻血でコマと小説を汚しかねないのだから……がんばれ私、負けるな私……
念のため応急処置として箱いっぱいのティシュを鼻の穴に突っ込んで、また次のページに進む。
「ああ思い出しました。そう言えばあの日は帰りに餅つきもやりましたね。お餅、柔らかくておいしかったです」
「そうだね、すっごく柔らかいね…今すぐ食べたいくらいだよ……」
「あ、姉さまお腹空いたのですか?でしたら後でちょっとしたお茶とお菓子を持ってきましょうか?」
「いや、がんばって……我慢する……我慢……うぅ」
私の背中に当たるコマの
その感触にごくりと生唾を飲んでしまう私。叶うのならば今すぐに、ページ捲るよりコマの服をぺらりと捲ってコマの
……と、まあこんな感じでページを捲る事にコマが感想を口にして、私がそれをオウム返し気味に返事してを繰り返して早10分。全く本の中身が頭に入ってこないその10分で、一つの重大な結論に辿り着く私。
「(……コマとの読書……危険すぎるわ……)」
何というか、私の脳内はもうコマの身体の感想でいっぱいいっぱいになっていて……一文字も満足に読めやしない。今になって気づく。このコマに抱きしめられながらの読書って……滅茶苦茶危険な行為じゃないか。
……うん?一体何が危険かって?そりゃ勿論決まっている。
「(……コマを押し倒したい…抱きしめたい…嗅ぎたい…舐めたい…ぶっちゃけ―――ヤりたい…!)」
私そのものが危険なのである。ご存知の通り、もう何度も宣言しているが私はコマの事が大好きで本音を言うと……その、コマとシたい。けれど大好きだからこそ大事だからこそコマの事は死んでも傷つけない、絶対に手を出さないと心に固く誓っている。
……だからこそ今のこの天国のような地獄の生殺しタイムはちょっと辛くて危険……
背中からダイレクトに伝わるコマの体温、頭上から囁かれるコマの声、耳元にかかるコマの吐息、お風呂を上がったばかり故に漂うシャンプーとコマ特有の甘い香り。何よりも、コマのほうから積極的に抱かれているこの状況。何もかもが私を誘惑させる。
いつもの口づけの時とはまた違った誘惑が押し寄せてきて、『すでに臨界点を超えているぞ』と、私の中の煩悩メーターが大音量で警告を発している。こ、このままだとホントにコマを勢い余って手を出しかねな―――
「……懐かしいですね姉さま」
「ふぇ!?な、なにが!?」
私の中のなけなしの理性と無限に増殖しているコマへの欲望が殴り合いを始める寸前、コマがポツリと私にそう呟く。
懐かしい?しまった、集中できず全然小説を読んでなかったから一体何のことかわかんない。ど、どのページの話だろう?慌てて小説に目を落とそうとする私だけれど……
「今は部屋も別々で…私も姉さまも忙しい身です。こういう事って中々出来ませんけど、でも昔はこんな風に姉さまと二人で一緒に絵本とか読んでいましたよね。懐かしいです」
……?これはどうしたことだろう。小説はすでに栞を挟んで閉じられていて、読書を中断しているコマ。何をするわけでも無く、ただ私を抱きしめつつ昔を懐かしむように何だか遠い目をしている。
「う、うん。そうだね。夜寝る前に二人で本とかいろんな図鑑とか読んでたっけ」
「はい。姉さまに抱っこしてもらいながら二人で読み合っていましたね」
コマの意図がよくわからないけれど…私も一旦冷静になってコマの話に耳を傾けてみることに。
「……姉さまは覚えていますか?昔の私って泣き虫で怖がりで…何かある度に不安で眠れなくなっていましたよね」
泣き虫…?……ああ、そうだった。今でこそとても涙など他人に見せる事無い、凛々しくてクールビューティなコマだけど昔は結構泣き虫さんだったような気がする。
「そしてそんな時は……姉さまにこんな風に抱きしめてもらって、わがままを言って眠くなるまで本を読むのに付き合ってもらっていましたね。時々母さまに『二人ともいつまで起きているの!』って怒られましたけど、その度に姉さまが私の事を庇ってくれて……」
「え、そうだったの?ゴメン、流石に小さすぎて覚えていないかも」
「ふふっ……そうでしょうね。何せ10年前の話ですし。……とにかく昔から姉さまは優しかったってことなんです。……そう。私って、ずっと姉さまに助けてもらってばかりなんですよ」
へぇー……あんまし覚えてはいないけど、どうやらその頃からすでにシスコンだった私はお姉ちゃん面全開でコマを目いっぱい甘やかしていたようだ。三つ子の魂百までってやつか。
「……突然変な事言い出してごめんなさい。何だか姉さまとこうして二人で叔母さまの小説を読んでたら、急に何だか懐かしい気持ちになってきちゃいまして」
「あ、いや。別に謝る事じゃ」
「それと。今日は……いいえ、今日だけではありません。今更言うことじゃないのですけど、ずっと私を助けてくださって……ずっと優しくしてくださって。本当にありがとうございます、姉さま」
「……あ……」
きゅっと、私を抱きしめている腕に少しだけ力を入れ、精一杯の感謝を伝えてくれるコマ。……ああ、そういう事か。ここでやっとコマの言いたかったことがわかった私。
何で急に昔の話を始めたのかなーって思ってたけど……こんな風に私に今日の、そして今までの感謝の気持ちを伝えたかったのか…
「(……バカか、私は)」
その感謝の言葉を聞いた途端、先ほどまで暴れていた邪念がすぅっとどこかに消えていく。こんなにも私の事を慕ってくれるコマに手を出そうだなんて、一体何を考えていたんだろう。
「ううん。そんなことないよ。私もさ、コマにいつも助けられているんだよ。コマ、いつもありがとう。私が頑張れるのは…コマがいるお陰だよ」
「本当……ですか?」
「うん勿論!一緒だね」
「はい、一緒です……!」
そう言ってくすくすと笑い合う。……うん。もう大丈夫。ちゃんと欲望の狼モードからお姉ちゃんモードに切り替えられたハズだ。
「さーてと。何だかちょっぴり湿っぽくなっちゃったけど、小説の続きを一緒に読もうかコマ」
「はい♪一緒に」
ムラムラしていた気持ちも無事に収まる。これで読書に集中できるね。さっきよりもリラックスしながら読書を再開する私たち立花姉妹。
「あ、この話は……二人で振袖着た時のやつじゃないかな?いやぁ、あの時のコマは大和撫子って感じで綺麗だったよ。双子なのに私とは大違いだったなぁ」
今更だけどどうやらこの巻は、私たちを題材にした今年の正月のイベント関連のお話のようだ。
「あら。何を言いますか。姉さまこそとても艶やかで誰よりも素敵でしたよ。私なんか目じゃないです」
「そ、そうかなぁ?なーんか私は七五三に行くキッズみたいな感じになってた気がして恥ずかしかったような気がするんだけど。あ、そう言えばあの時ってさー」
こんな風に小説用にアレンジしてある部分については一読者として純粋に楽しみつつ、私たちを題材にしてある部分についてはコマと一緒に思い出話をしながら読み進めていく。
時折部屋に置いてあるアルバムも引っ張り出して、その時の様子を思い返しながら夜が更けても二人仲良く読書を楽しむ私たちであった―――
―――のだけれども。
「…………あとこの話も、あの日のやつ……だよね……」
「そうですね。雪がいっぱい積もって雪かき頑張りましたね」
「そう……だね。……がんばった……がんばった……」
しばらくは二人三脚の読書をイチャイチャと楽しんでいた私とコマだったけれど。あ、れ……?なんだろう……30分が経過したころから何やら自身に異常が発生していることを感じる私。何か……急に瞼が、重く……
「あ……♪姉さま姉さま。この話ってかまくらを姉さまと二人で作った時のお話ですよね」
「う、ん…かまくら……うん……」
「あの時は…かまくらの中で二人で……その。いつもの口づけをして。何だかとっても神秘的で、いつも以上にドキドキしちゃいましたね♪」
お、おかしいな……緊張が解けて煩悩も退散、したはずなのに……何故かさっき以上に……読書に全く…………集中できない……
「ふぁ…………あ……それと……ここ、も…」
「そうですね。ここって姉さまの作ってくださったおせちのお話ですよね。今年もとっても美味しかったですよ」
「おせち……そうだね……私っておせちだね……」
い、いかん…何だか私ったら支離滅裂なこと言ってる気がする。何だよ『私っておせちだね』って……ていうか、意識が…途切れ途切れに……なってないか……わたし?もしかして、眠…く…?
「―――姉さま、そろそろ次のページに……姉さま?」
「……ぅ…ん…」
コマの声も遠くに聞こえてくる。しばらくは頑張ってコマと読み進めようと気合を入れてみるけど、だんだんと瞼が下がってしまい……そして―――
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