難病の僕と、恋に落ちた私

ゆめすずね

出会い━萌里編━

出会いはいつだっけ…翔くんと出会ったのは…

「今日からよろしくお願いします。」

私、萌里は小さい会社の、文具会社に就職した私。

そこにいたのは、上司の翔くんだった。


━━二年前十九歳の時━━

「もーえーりちゃん!」

「美恵子先輩!」

会社の先輩である星枝美恵子先輩は、一男一女育てるママ。美人さんなんだよね…旦那さんも本当にかっこいい。

「お隣で食べてもいい?」

お昼休み中。

「あっどうぞ…」

「萌里ちゃん、まだ彼氏…募集中?」

「えっあっはい」

「どうゆう人がタイプなの?」

なんか、こうゆう人苦手なんだよね。人の好きな人聞く人…

「えっ…急に言われても…言えないですよ…」

「えーっイイじゃん」

人の恋愛が好きな人苦手なんだよね。

「言えないですよ。あっもうそろそろ時間なので。」

私は、そこを逃げるように私は立ち去った。


「おい、これ販売する部署へ持ってけ」

「あっはい」

小さいダンボールいっぱいに入ってるのは、消しゴム。

廊下を歩いてた私は、重いって思ってて、下を向いて歩いてた。

ゴツ

ガチャガチャ

「あっごめんなさい。お怪我はありませんか」

と、消しゴム拾いながら言うと

「うん大丈夫だよ。君こそ大丈夫?」

これが運命な出会いだった。顔を見ると、少し女性らしい顔だけど男性らしい顔立ちがあって…優しい声…どこかで聞いたことある声だな...

「大丈夫…です…(照)」

やばい…この人かっこいい…

「一緒に持っていこうか?」

「えっいや、大丈…夫…」

「持っていくよ。君名前は?」

「萌里です…」

「僕は、翔よろしくね。」

「はい…」

やばいよ。ドキドキ…

初対面なのに何で…こんなドキドキするのかな…

この人は、私の事どう思ってるかな…

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