第1043話

「ショー❗❗」

 高梨リナが駆け寄って来た。

「私も連れてって!!」

 手を延ばした。


「リナさん! 掴まって!!」

 ボクも手を延ばし彼女の手を掴んだ。


「フフン、しょうがねェ~な……!!」

 マックは鼻で笑い、後部座席を空けるように立ち上がって助手席に跳び移った。

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