第976話 《マルデック》

「行こう! これは間違いなく計画的な犯行だ!」


「計画的? 誰が、一体、誰が、こんな酷い事を……!!」


「おそらくM機関だ! いや、もっと大きな組織!

 【マルデック】が関わっているかもしれない!!」


「う、ゥ…、でも……!」


「解ってる! こんな卑劣な真似は絶対に許せない!!」

 ボクは引きずるようにリナを爆発現場から遠ざけた。

 ヒロシは事前に爆発する事を知っていた。


 だとすれば、何とか対処したかもしれない。


「ン……」ヤバい……

 背後から野次馬が集まり出した。



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