第957話

「ショー! どうだ! オレの言葉を信じるか!!」


「え、そうだな……」

 オレはジッとヒロシの目を見て考えた。


「フフン……、オレの友と呼べる者は、美剣 聖矢とインベ大門の二人だけだ!!

 そして、その二人をオレは……

 《橘家惨殺事件》の容疑者として疑っている!!」


「う…ン……」


「ショー! お前は……!

 お前だけは全幅の信頼を寄せて構わないのか!?」

「う、ゥ……」

 ボクも唸ってしまった。


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